2014年10月2日、第12回医療安全大会を開催しました。
今年度は、近畿大学医学部附属病院・医療安全対策部の辰巳陽一教授に「医療安全へのポジテイブアプローチ」と題して講演をしていただきました。医療安全活動では「ポジテイブ」と言う言葉は、あまりなじみがありませんが、インシデントを負の側面だけで捉えるのではなく、重大事故に至らず「未然に防げた正の側面」をお互いに共有していくことの重要性を強調されました。
また近大病院の活動も報告され、職員満足度を上げると患者満足度も上がった、マネージメントだけでは組織は変わらず、職員個人々がリーダーシップをとる必要があることなど、話されました。講演後、職員から「部署でこの視点が浸透できたら、自分の仕事に対してこわがらずに、前向きに自信をもって行なえると思う」等の感想が寄せられました。