<形成外科の素輪医師によるサイトのご案内>
当院で乳房再建を担当している形成外科 素輪医師のサイト『乳房再建クリエイト〜医師と一緒に考えるクリエイティブな乳房再建』のご案内です。ここでは、乳房再建について詳しく紹介しています。乳房再建をお考えの方は是非ご一読ください。
<2023年12月以降の受診方法について>
病院ホームページのホーム画面でもご紹介いたしましたように、当乳腺外科も2023年12月から外来診療はすべて予約制となりました。また、「紹介受診重点医療機関」のため、外来受診をされる際に、紹介状が必要となります。
そのため、これまで定期的に当科を受診いただいている患者様から、『もう受診できないのか?』『どうやって紹介状を書いてもらうのか?』など、お困りの声をうかがっております。
本当に申し訳ありません。
改めまして、2023年12月からの受診について、ケース別に受診方法をお示しいたします。
(例:手術を受けられた方、お薬で治療中の方、定期的にマンモグラフィやエコーなどで経過観察中の方、検診目的で受診され『1年後にはエコーで経過をみましょう。』など定期受診を勧められた方)
→ 紹介状は不要です。お電話でご予約をお願いいたします。
→ かかりつけの先生がある場合:できればかかりつけの先生に一度相談いただき紹介状の作成をお願いし、ご予約をお願いいたします。不安で仕方がない、急いで受診したいと言う場合は、できるだけ早急に対応できるよう検討しますので、お電話で乳腺外科スタッフにご相談ください。
→ かかりつけの先生が無い場合:できるだけ早急に対応できるよう検討しますので、お電話で乳腺外科スタッフにご相談ください。
お電話でご予約の際に
・市民検診のマンモグラフィ(クーポン利用:無料・その他:1,300円)
・乳がん検診・マンモグラフィ+エコー(1方向:7,700円・2方向:8,800円)
のいずれかでご案内いたします。
乳房についてのご心配を一緒に分かち合いながら、ご自身の人生が乳がんという病気で邪魔される時間を少しでも減らして、よりよく生きる時間がひろがるお力添えをしたい、それが当院乳腺外科の思いです。
乳がんは日本人女性に一番多いがんで、9人に1人にせまる勢いで増えています。年に一度はまず乳がんの検診だけは済ませませんか?当日に大まかな結果もお伝えして、来年はどんな検診がお勧めかもお見立てします。
女性スタッフによる検査と医師もたじろぐカンファレンス、頼れる病理診断医が確かな診断を支えています。
治療の指針となるガイドラインは『こんな治療はどうですか?』と患者さんと相談するための手引きです。どんな治療もお一人お一人に合わせたオーダーメイド。手術、お薬による治療、放射線治療、遺伝子の検査、術後下着への取り組みなどさまざまな連携プレーで、ご自身の大事にしたいことに寄り添いながら『完治』のゴールを目指します。
日本乳癌学会認定施設
日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構 協力施設
エキスパンダー実施施設(一次再建)
インプラント実施施設(一次一期再建)
当科は、一般社団法人National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。
この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当科が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。何卒趣旨をご理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
月曜日から金曜日まで毎日外来診療を行っています。月曜日には夜間の診療もあります。
2019年8月から女性医師の外来も始まりました。
充分なご説明をするためには担当医師だけでなくスタッフも含めて予習が重要です。病院の体制上、ご予約が必要となっております。お急ぎの場合にはまずお電話で乳腺外来へご連絡ください(詳しくは乳腺外科ホームページトップの『お知らせ』をご参照ください)。その際、問診票(PDF :409KB/XLSX:14KB)をご利用いただき、患者様のご心配事や注意すべき点などを整理していただくと助かります。(曜日・時間帯により受付時間が異なりますので、外来診療担当表をご確認ください。)
医療関係者の方へ
ご紹介いただく際、乳腺外科専用の診療情報提供書(PDF :541KB/Word:55KB)をご利用ください。
女性医師の診察を希望の方は、『月曜日午前の村西医師の外来』をお勧めします。
診察時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 |
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AM | 村西 優美 | 名嘉山 一郎 | 名嘉山 一郎 |
藤田 琢史 | 名嘉山 一郎 |
PM | 藤田 琢史 | 藤田 琢史 | 【形成外科】 素輪 善弘(第1,第3) 村西 優美(第2,第4) (29日休) |
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夜 | 名嘉山 一郎 |
担当医の変更がありますので詳しくはお電話でお問い合わせください。
病院代表:075-861-2220 「乳腺外来の予約」とお伝えください。
気になる症状がある場合、基本的には検診はお勧めできません。例えば市民検診で受診された場合、異常があってもそれ以上の検査が出来ませんし、正式な結果をお知らせするまで2-4週間かかります。心配でお越しになる方には、必要な検査をきちんと受けていただき、問題のないものであればいち早くご安心頂くように、良性と考えられるものであれば次回のフォローアップの予定を検討できるように、悪性が疑われるものであればできるだけ早く診断・治療につながるように診療を進めたいと思っております。
まだ閉経されていない方の場合、生理前には乳房が張って乳腺内部の構造が見えにくくなったり、検査の時に痛みを強く感じたりすることがあります。お急ぎでなければ出来るだけ生理が始まった後にお越しいただくほうがより正しい診断につながります。
検診結果で異常が指摘され、『要精密検査』や『乳腺外科を受診しましょう』などの結果が来たときにも、当科がお力になれます。できれば検診を受けられた医療機関などで撮影したマンモグラフィや乳腺エコーの画像の貸し出しをお願いして、当院にお越しになる際、持参して頂けると大変参考になります。マンモグラフィであれば不要な放射線被曝を減らすこともできます。
セカンドオピニオンや再発・転移症例のご紹介もできる限りお受けしております。遠慮なくご相談ください。
その際は必ずご予約をおとり頂き、資料のご準備をお願いいたします。ご予約時間については名嘉山から直接ご連絡させていただきます。充分な時間を取ってざっくばらんにお話しできる時間をご用意いたします。
乳がんは早期に発見すれば治る率の高いがんです。『がん』という病名に負けず、元通りのご自身が取り戻せるようお手伝いを致します。治療の基本は、日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインまたはザンクトガレンやNCCNといった世界規模のガイドラインやエビデンスです。さらに乳腺外科、腫瘍内科、病理診断科によるカンファレンスにより、患者様の乳がんがどんなタイプの乳がんでどんな治療が最適かを検討しています。これらをもとにお一人お一人のご事情、ご希望に合った治療をご一緒に考えていきます。率直にご自身のご希望、ご事情、お気持ちの状態などお伝え下さい。冷静に乳がんと向かい合い、後悔の少ないご決断が出来るように話しあっていきましょう。
今なお、乳がん治療の中心は手術です。ですが、乳房をできるだけ元通りに近づける様々な工夫も進んできています。当院でもまず乳がんの性質、拡がり具合から、どれぐらいの乳房を切除する必要があるかを見極めて、お勧めの手術方法を提案します。その上でどうすれば元通りに近づけることができるかを考えていきましょう。
手術の方法を決めるのは乳房の形だけではありません。放射線療法をどうするか、入院期間をどうするか、治療の段取りをどうするか、お一人お一人のご事情に併せてベターな選択ができるようお手伝いいたします。
手術には乳房温存療法(乳房温存手術と残った乳房への放射線照射)と乳房切除術があります。病理診断科の協力で手術中の「術中迅速診断」を必要なすべての症例で行い、がんの取り残しなく、切除範囲をできるだけ小さくした温存療法を実現しています。
乳がんをしっかりと取り切り、同時に乳房をできるだけ元通りに近づける手術(『オンコプラスティックサージャリー』と言います。)を第一に提案しています。切除する範囲が全体の4分の1までなら、乳房の外側の脂肪を持ってくる方法(外側脂肪弁)、乳房の下の脂肪を持ち上げる方法(乳房下部筋膜脂肪弁)、お腹の脂肪で形を整える方法(遊離真皮脂肪弁)などを駆使して、乳がんのできた場所や補える脂肪の状態を考えて、お一人お一人に合ったオンコプラスティックサージャリーをご提案いたします。
範囲が4分の1から3分の2と広ければ背中の筋肉と脂肪を使って乳房を再建すること(広背筋皮弁による一期的乳房再建といいます。)を選択肢としてお話しします。
3分の2以上の切除が必要な場合や部分切除ではどうしても変形が強くなる場合には、乳房を全部切除した上で乳房再建を行います。上に述べた広背筋皮弁では不足することもあり、人工物(シリコンインプラント)を用いた再建や血管吻合が必要なお腹の脂肪を用いた再建をお勧めしています。
再建にあたっては形成外科外来(木曜日午後3時から)を受診していただき、形成外科医と再建方法の打ち合わせをしましょう。
詳しくは素輪医師の『乳房再建クリエイト〜医師と一緒に考えるクリエイティブな乳房再建』もご参照ください。
通常インプラントを用いた再建は
1回目:エキスパンダーを入れて胸を膨らませる。
2回目:インプラントに入れ替えと2回の手術が必要です。が、
条件が整えば1回の手術でインプラントを入れて再建する方法にも取り組んでいます。
また腋窩リンパ節転移診断は蛍光色素法を用いたセンチネルリンパ節生検を行って、術中の迅速病理検査を行い、腕の腫れや痛みを少なくするように不要な腋窩郭清は省略しています。
日本乳癌学会から 「センチネルリンパ節生検」を紹介した動画も公開されています。
QRコードから読み込めるような資料ですのでご参照ください。
日本乳癌学会 乳がん説明動画紹介のページ(外部サイト)
当院での乳がんの手術は、安全に行うために、入院のうえ最低1泊2日の全身麻酔で行っています。良性腫瘍については、局所麻酔での日帰り手術も行っています。
乳房をどれぐらい切除しますか? | お勧めの手術方法 | お勧めのオンコプラスティックサージャリー(乳房の形を整える手術) | 説明 |
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8分の1ぐらいまで | 部分切除術(温存術) | 乳腺弁移動 |
周りの乳腺を剥がして隙間を埋めます。 |
何もしない | 乳房の上側だとかえって何もしない方がきれいなこともあります。 | ||
4分の1ぐらいまで | 部分切除術(温存術) | 外側脂肪弁充填 | 乳房の外側の脂肪を持ってきて隙間を埋めます。 |
乳房下部筋膜脂肪弁充填 | 乳房の下の脂肪を持ち上げて隙間を埋めます。 | ||
遊離真皮脂肪弁 | お腹の脂肪と皮膚の裏側を使って隙間を埋めます。 | ||
3分の2ぐらいまで | 部分切除術もしくは全摘 | 広背筋皮弁による一期的乳房再建 | 背中の筋肉と脂肪を使って乳房を再建します。 |
3分の2以上もしくは非浸潤がんでも拡がりが大きい場合 | 全摘 | 人工物による再建術 | |
1次1期再建 | 1回でインプラントで乳房再建をします。 | ||
1次2期再建 | 1回目:切除のあとティッシュエキスパンダーを埋め込み | ||
2回目:インプラントに入れ替え | |||
自分の体の一部を使った再建(自家再建) | |||
広背筋皮弁による一期的乳房再建 | 背中の筋肉と脂肪を使って乳房を再建します。 | ||
深下腹壁動脈穿通枝(DIEP)皮弁 | お腹の脂肪と脂肪を養う血管を胸の血管とつなぎ合わせて乳房を再建します。 |
術後は再発を予防するためにほとんどの場合、薬による治療が欠かせません。
病理診断科:手術の乳がん組織から乳がんの拡がり、転移の状況、性質(ホルモン受容体、HER2蛋白、増殖能など)を調べます。
腫瘍内科:その乳がんに対してどんなお薬が再発予防に適切か(ホルモン剤、抗がん剤、分子標的薬)を検討します。抗がん剤や分子標的薬が必要な場合には化学療法科と一緒に治療にあたります。
また乳がんと診断された場合、治療のスタートは手術が多いのですが、しこりのタイプやがんの拡がり具合、転移の状況によっては術前薬物療法をお勧めします。
ホルモン剤を用いた治療は、抗がん剤のような副作用はありませんが、コレステロールや中性脂肪、骨粗しょう症、婦人科検診にまで眼を光らせて治療にあたります。
当院では、JBCRG主導の臨床研究のほか、京都大学大学院医学研究科との共同研究で「乳がん微小環境形成に関わる分子生物学的機序の生体試料を用いた探索研究」をおこなっています。
詳細はこちらをご覧ください。http://www.brca.jp/consult/clinicaltrial/index.html
温存手術の術後には放射線治療が欠かせませんし、骨、局所への転移・再発の場合には放射線治療が必要なことも多いのが乳がんです。ほとんどの場合、通院治療となっており、当院では放射線治療については、主として京都市立病院放射線治療科(ご希望があればお住まいのお近くの放射線治療科)にご紹介し治療をお願いしております。また通院手段でお困りの方,お仕事があり時間の都合がつきにくい方には無料送迎のある宇治徳洲会病院へも御紹介しております。現在2ヶ月に1回、宇治徳洲会病院放射線治療科 立入先生にお越し頂きご紹介した患者様についてカンファレンスを行っています。
乳がんの治療に役立つ遺伝子の検査は以下の2つに分けられます。
体細胞遺伝子検査 (乳がんの組織の中だけで起こっていて、病状とともに変化し得る一時的な遺伝子の変化を調べて治療方針を決める検査)と乳がん
乳がんの治療では手術のあとに完治を目指して再発・転移を抑えるためにお薬を使った治療を行うことがほとんどです。手術の結果でホルモン受容体陽性(女性ホルモンががんのエサになっているタイプ)でHER2タンパクがみられないタイプだった場合、ホルモンの働きを抑えるお薬だけで良いのか? 抗がん剤も使った方が良いのか? を判断するために下記の遺伝子検査をお勧めすることがあります。
・Oncotype DX:わきのしたのリンパ節にがんの転移が3個までの場合に適応になります。3割負担の患者さんはおよそ13万円程度のご負担となります。
遺伝学的検査(両親から受け継いだ生まれついての生涯変わらない遺伝子の病的な変化がないかを調べる検査)と乳がん
・遺伝性乳がんについての検査(2020年4月から保険適応)
乳がんの5~10%は遺伝性であるといわれています。その中で最も多くの割合を占めるのが、遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC)です。ご家族に乳がんや卵巣がんを発症した方がいなくても,患者さんご自身が若年乳がんや,両側性,多発性の乳がん,男性乳がん,卵巣がんと乳がんの両方にかかったことがある場合などには,HBOC の可能性があります。 HBOC の原因は、BRCA1/2 遺伝子に生まれつきの病的な変化があることによると言われています。日本乳癌学会やアメリカ NCCN では患者さん自身や血縁の方の病歴からBRCA1/2 遺伝子の検査を勧め、治療や予防に役立てるガイドラインが作られています。当院でもガイドラインに当てはまる患者さんには、主に治療方針の決定のため、BRCA1/2 遺伝子の検査をお勧めしています。(ファルコバイオシステムズ)
・BRCA analysis :オラパリブというお薬が使えるかどうかを調べる検査(保険適応)
2018年に転移や再発をおこした乳がんの患者さんのうち、BRCA1/2 遺伝子に病的な変化が見つかった方に有効なオラパリブという分子標的薬が保険適応となりました。乳がんや卵巣がんを発症した方の中には特徴がなくてもBRCA1/2 遺伝子の検査の結果によって HBOC と診断された症例もあります。そのためオラパリブというお薬が使えるのかどうかを調べるためにBRCA1/2 遺伝子の検査をお勧めすることがあります。
☆ご注意
HBOC は遺伝性の疾患で、生まれついての BRCA1/2 遺伝子の病的な変化は、親から子へ、性別に関係なく50%の確率で受け継がれます。HBOC と診断された場合、患者さんご本人だけでなく、家系の皆さんにも HBOC である可能性がでてきます。家系の皆さんで、乳がん、卵巣がんを、まだ発症していない方に遺伝子検査をすることは効果的な対策を立てることにつながります。HBOC の発症が心配な場合は、専門の医師やカウンセラーに相談し詳しく説明を受け、将来の健康について専門家の意見とアドバイスを受けることが勧められます。
(当院では京大遺伝子診療部へのご相談をお勧めしています。)
当院では行った手術に合わせて術後の下着のアドバイスも行っています。外来や病棟でカタログをみてご注文頂くこともできます。
この間年1回のペースでブレストカウンセラーの岡いずみ先生(カノンコード代表)をお招きして乳がん術後の下着について講演会を開きました。岡先生のご紹介で術後の乳房に優しい下着や再建術後用のオーダーメイド下着までご相談を承っております。乳がん術後の女性が社会復帰されるにあたって下着は重要なアイテムです。
おしゃれに、前向きに術後の生活を過ごしていただくためにもぜひ一度ご相談下さい。
初めましてブレスト・カウンセラーの岡いずみです。
2011年に京都民医連中央病院の患者様より下着相談を受けたことがきっかけで2016年に「下着カウンセリング外来」が開設されました。
乳房の形が変わったり創部に当たって痛みがあるのは私だけという不安を伴う患者様に術後のケアを行っております。
お店に行って病気のことを話すのが億劫な方、ネットやカタログを見ても何を買えば良いのかわからない、サイズがわからないなどの悩みはありませんか?
そう言った方へ適切な下着のアドバイスやサイズをお測り致します。下着のアドバイスなので購入しなければいけないという事ではありません。
安心してご相談下さいませ。
お会いできます事楽しみにしております。
3月27日(水)午後1時からの予定です。(通常は3ヶ月毎第3水曜日午後にお願いしています。)
カウンセラーに手術内容をきちんと伝える必要があるため、当院で手術を受けられた患者様(もしくはこれから受けられる方)対象です。あしからずご了承ください。
視触診と乳腺エコー/マンモグラフィを組み合わせて診察いたします。
いずれの場合もセルフチェックの方法と今後の受診のお勧めについてお話します。とくに乳腺がよく発達しておられてマンモグラフィでは白く映ってしこりがわかりにくい方(dense breast: 高濃度の乳房といいます。)には乳腺エコーでのチェックも定期的に受けていただくようお話します。
氏名 | 名嘉山 一郎 |
役職 | 乳腺外科科長 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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学歴 | 平成2年・京都大学卒 | 専門 | 乳腺外科 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
学会 資格 |
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氏名 | 藤田 琢史 |
役職 | 外科医長 | ||||||||||
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学歴 | 昭和58年・京都大学卒 | 専門 | |||||||||||
学会 資格 |
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氏名 | 素輪 善弘 | 役職 | 形成外科担当 | ||||
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学歴 | 平成15年・奈良県立医科大学卒 | 専門 | |||||
学会 資格 |
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氏名 | 村西 優美 |
役職 | 外来/手術担当 | ||||
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学歴 | 平成22年・兵庫医科大学卒 | 専門 | |||||
学会 資格 |
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女性医師をご希望の方は、月曜午前におこしください。
当科は地域の皆様に支えられ開設以来25年余にわたり乳腺分野の診療にあたってきました。今日では1階 Aブロック 産婦人科外・乳腺外科外来で熱い診療に励んでいます。不意にしこりに気がついた時、この日だけ都合がついて休みがとれた時、生理が終わったので診察のチャンスが来た!という時など、急なご心配やタイミングが良い時などは遠慮なくお越しください。
病院の体制上、ご予約が必要となっております(診療体制)が、お急ぎの場合にはまずお電話で乳腺外来へご連絡ください(詳しくは乳腺外科ホームページトップの『お知らせ』をご参照ください)。それぞれの患者様のご心配事を予習して臨むよう努めておりますので、より適切な診療内容とさらに充分な情報を提供させて頂けるのではないかと思います。
当科は産婦人科・乳腺外科外来棟という女性専用の診療スペースで外来診療を行っています。病院とは道を斜めに隔てた女性専門のクリニックのような感じです。
総合病院の一部門ですので、各科医師と連携して乳腺診療にまつわる色々な問題に対応できるよう協力して診療にあたっています。たとえば乳がん診療のときは、病理診断科にどんなタイプの乳がんが、どれぐらい広がっていて、どんなお薬が治療に合うのかを診断してもらいます。さらに抗がん剤が必要かどうか、必要ならどんなお薬が無理なく治療できるかを腫瘍内科と相談します。こうして患者様お一人お一人にあったオーダーメイドの治療を作っていきます。
少しでも多くの患者様のお役に立てるよう、また井の中の蛙にならないよう、幅広くご指導を仰ぎつつ実際の患者様の治療にいかしています。現在、京都大学乳腺外科学教室のご指導のもと乳癌学会認定施設として研鑽しております。形成外科分野では自治医科大学 形成外科のご協力を得て、素輪善弘医師・村西優美医師に外来診療や手術をお願いしています。
外来棟内はスタッフも医師以外は全員女性ですので気兼ねなく診察を受けていただけるよう務めています。もちろん乳腺エコー、マンモグラフィはトレーニングを積んだ女性技師達が担当します。入院も産婦人科と合同の女性専用病棟です。入院中に婦人科検診を受けて頂くことも可能です。
25年を越えてさらに意気盛んな患者会です。
など、いろいろな形で乳がんに負けない術後生活の強い味方になってくれます。