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耳鼻咽喉科

概要

耳鼻咽喉科で扱う疾患は、平衡障害、聴覚障害、中耳疾患あるいは顔面神経障害を担当する耳科領域。副鼻腔の炎症や腫瘍、アレルギーなどを担う鼻科領域。舌・口腔・咽頭疾患や音声や嚥下に関係する咽喉頭領域。そして頸部の良性・悪性腫、甲状腺腫瘍や唾液腺腫瘍を扱う頭頸部腫瘍領域など、多岐に富んでいます。

 

医師紹介

氏名 坂本 進 役職 科長
学歴 京都大学 平成20年卒 専門  
学会
資格
所属学会 資格
日本耳鼻咽喉科学会 専門医

 

外来診療体制

 

治療方針

耳科領域疾患

耳漏れ、難聴、めまい、耳鳴りなどの症状でお困りの場合は一度受診してください。 問診、鼓膜の観察、標準純音聴力検査、CCDカメラを用いた眼振検査(耳鼻科のめまいでは特徴的な目の揺れが生じます)、重心動揺検査(頭蓋内が原因のめまいか耳が原因のめまいか区別ができます)、CT、MRIなどの画像検査を用い、適切に診断し、手術、投薬などで適切に加療いたします。治療困難な難聴に対しては補聴器外来にて、補聴器の装用をお手伝します。

慢性中耳炎

鼓膜に穿孔があり、耳漏・難聴をきたす状態です。感染の有無や耳小骨の状態に応じて、日帰りや入院で鼓室形成術・鼓膜形成術とよばれる手術を行います。難易度の高い手術の場合、京都大学の耳科専門の医師と協力し手術を行います。

突発性難聴

ある日突然に聞こえが悪くなる病気です。 難聴というよりは「耳が塞がったような感覚」と感じることもあり、多くは耳鳴りを伴います。めまいを伴うこともあります。
難聴の度合いにより内服治療もしくは、ステロイド点滴療法を行います。ステロイド点滴療法を行う場合、糖尿病、B型肝炎の感染がある場合はそれらの疾患が増悪することもあるので原則入院で加療いたします。

メニエール病

回転性めまいを反復し、難聴や耳鳴りなどの蝸牛症状を伴う疾患です。内耳の内リンパの過剰生産あるいは吸収障害により発症すると考えられています。当科では、生活指導、薬物療法を組み合わせた加療を行っています。

良性発作性頭位めまい症

頭を動かしたときにのみ生じるめまいです。たいていの場合はめまいが生じたのち1分以内にめまいは消失するとされています。また、難聴や耳鳴りなどの聴覚障害は伴いません。内耳の半規管内の耳石が浮遊することにより生じるとされています。当科では、めまい体操など理学療法を中心に加療を行っています。

顔面神経麻痺

名前のとおり、顔の半分が動かなくなる病気です。ベル麻痺と呼ばれるものが最も多く、ステロイドの治療で大部分が改善します。帯状疱疹ウイルスが原因の場合は耳内に水疱が発生したり、耳痛が生じたりします。その場合、抗ウイルス薬の内服も併用します。


鼻科領域疾患

透明もしくは膿性の鼻水、鼻づまり、鼻出血などの症状でお困りの場合は一度受診してください。ファイバーによる鼻内の観察、血液検査、CT、MRIなどの画像診断を用い、適切に診断し、手術、投薬などで適切に加療いたします。

アレルギー性鼻炎

血液検査で何に対してアレルギーがあるかを検査します。鼻閉、鼻汁、くしゃみ症状に合わせ適切に内服、点鼻を調節します。スギや、ダニに対するアレルギーの場合、減感作療法も実施しています。

慢性副鼻腔炎

鼻の奥の副鼻腔と言われる小部屋に炎症が起こっており、膿性鼻汁、鼻閉などの症状をきたします。CT、MRIにて精査し、加療します。内服で改善しない場合は副鼻腔内視鏡手術を行います。難易度の高い手術の場合、京都大学の鼻科専門の医師と協力し手術を行います。

鼻中隔湾曲症、肥厚性鼻炎

鼻中隔が曲がっていたり、下鼻甲介腫大が原因で鼻閉になっている場合、内視鏡下に矯正手術を行っています。


咽喉頭疾患

喉の痛み、いびきや睡眠時の無呼吸、嚥下障害がある場合は受診してください。ファイバーによる咽喉頭の観察、血液検査、CT、MRIなどの画像診断を用い、適切に診断し、手術、投薬などで適切に加療いたします。嚥下障害ではST(言語聴覚士)とともにリハビリを行っています。

急性扁桃炎、急性喉頭蓋炎など炎症性疾患

のどの細菌感染です。感染を起こしている部位で扁桃炎、喉頭蓋炎などと呼びます。食事摂取が不可能な症例、空気の通り道が細くなり呼吸が苦しくなる症例では入院にて抗生剤などの点滴加療、膿汁が溜まっている症例では切開排膿などの手術を行っています。

慢性扁桃炎

扁桃炎を繰り返す場合、両側口蓋扁桃摘出術を行っています。

扁桃肥大、アデノイド肥大

扁桃肥大、アデノイド肥大があり睡眠時無呼吸症候群やいびきがひどい場合は摘出術を行います。

嚥下障害

咽頭癌などの治療可能な疾患を見逃さないように適切な検査を行います。脳神経障害などによる嚥下障害では、ST(言語聴覚士)とともにリハビリを行っています。


頭頸部腫瘍疾患

甲状腺疾患

甲状腺ホルモンが減少する橋本病、甲状腺ホルモンが過剰になるバセドウ病の内服管理を行っています。甲状腺腫瘍に対し、穿刺吸引細胞診やCT、MRIなどの検査により診断をつけ、場合により甲状腺摘出術を行っています

唾液腺疾患

顎下腺、耳下腺に発生する腫瘍に対し、穿刺吸引細胞診やCT、MRIなどの画像検査で診断をつけ、場合により腫瘍の摘出術を行います。また、顎下腺には、唾液を輩出する管に唾石が詰まることがあり、急激な炎症を引き起こします。炎症改善のために唾石の摘出術もしくは、顎下腺摘出術を施行します。