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氏名 | 鎌田 さや花 | 役職 | 非常勤 | |||||||||
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学歴 | 京都府立医科大学 平成17年卒 | 専門 | |||||||||||
学会 資格 |
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氏名 | 中山知倫 | 役職 | 非常勤 | |||||||||
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学歴 | 奈良県立医科大学 平成22年卒 | 専門 | |||||||||||
学会 資格 |
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当院では、一般的な眼科疾患(結膜炎などの前眼部疾患、白内障、緑内障、眼底疾患、眼瞼疾患、涙道疾患など)の診療を行っています。また、他科との連携のもと、全身疾患によって生じる眼疾患(糖尿病網膜症など)についても、京都府立医大病院をはじめ、必要に応じて他病院と連携して、患者様によりよい医療が提供できるように積極的に診療しています。また、他科との連携のもと、全身疾患によって生じる眼疾患(糖尿網膜症など)についても、京都府立医大病院をはじめ、必要に応じて他病院と連携して、患者様によりよい医療が提供できるように積極的に診療しています。
当院で行っている手術は、主に白内障手術です。白内障手術の件数は、週に7~ 8 件行っており、移転後は更に増えてきております。白内障は長い年月をかけて徐々にしか進行しないため、自分で気づいていない患者様も多いですが、白内障手術をすると大幅に視力が改善し、今までの白内障のつよさに初めて気づくということもあります。数十年前の白内障手術は侵襲が大きく、時間もかかり、入院も1週間程度必要だったのですが、近年の手術は、技術や手術機械の向上により、侵襲が少なく、ほとんど痛みを感じることのない15 分程度の手術となっており、眼科の手術の中でも満足度が非常に高い手術のうちのひとつといえます。
当院での白内障手術は、片眼につき1 泊2 日の入院で行っています。
白内障手術での出血量はごく少量ですので、抗凝固剤を内服している方でも、内服薬を続行したまま手術を行うことができます。小切開のため、切開創の離開がおこりにくく、術後乱視も少なくなっています。
代わりの眼内レンズを挿入することで遠視や近視を矯正することもでき、QOV(Quality of vision)の改善が期待されます。例えば、強度近視の方であれば術後に近視の程度を大きく減らすことも可能ですので、担当医にご相談ください。
トーリック(乱視用)眼内レンズは、術後乱視を少なくするために非常に有用です。従来の白内障手術では、単に濁った水晶体の中身を削って吸引し、単焦点の眼内レンズを挿入するというもので、乱視はそのまま残るため、術前の角膜乱視が強い方では、手術後も常に乱視矯正の眼鏡をかけなければ見えにくいという方が大半でした。しかし、この乱視用眼内レンズは、レンズに乱視度数を付加することによって、術後の乱視度数を少なくすることができます。当院でも、手術前に角膜乱視が強いことがわかっている患者様には術後の乱視を極力少なくするために、トーリック眼内レンズを入れています。
当院では眼瞼下垂や内反症などに対する手術も最近多く行っております。眼瞼下垂はまぶたが下がるために視界が狭いのですが、手術によって目が開けやすくなります。術直後は一時的に皮下出血と浮腫のため、まぶたが腫れますが、1ヶ月ほどするとまぶたがすっきりし、目が開けやすくなります。内反症は逆まつげとも言われ、まつげが角膜に接している場合には痛みも伴い、頻回にまつげを抜いて対処する人もいますが、手術によって瞼縁の向きを変え、まつげが目に当たらなくするようにします。