公益社団法人 京都保険会 京都民医連中央病院

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臨床工学課

臨床工学課紹介

当院の臨床工学課は、透析を中心に業務拡大をしてきました。現在は常勤18名・非常勤1名が所属しており、透析以外にもME機器管理・HCU(急性血液浄化や人工呼吸器管理や各種モニターの設定)・カテーテル検査および治療業務(補助循環装置の操作を含む)・消化器内視鏡などの各種業務を実施しています。

就業時間は基本8時間で残業は少なく、働きやすい職場環境です。休日は月に10日前後あり、自己学習のために各種の学会およびセミナーへ積極的に参加しています。

 

認定資格等

 

 

業務紹介

ME機器管理業務

ME機器管理システムである「MEister」によって、ME機器管理を行っています。輸液ポンプとシリンジポンプは合わせて約150台保有しています。透析装置は、透析液供給装置を含めて臨床工学課でオーバーホールを実施しています。MEisterに登録しているME機器は1000件を超えています。担当者は機器毎にメーカー講習を受講して、安全にメンテナンスを実施しています。保守点検を行っている装置は以下の通りです。

ME機器に関する対応は、日勤帯はME機器担当者を配置して対応していますが、院内に臨床工学技士が不在な時間帯にも対応が可能なように拘束体制をとっています。

 

人工呼吸器管理業務

呼吸器管理業務では、毎日病棟を巡回して安全に人工呼吸器が使用されているか確認・記録しています。呼吸サポートチーム(RST)にも参加しています。保有している人工呼吸器は以下のとおりですが、需要が多い場合にはザビーナをレンタルしています。また、人工呼吸器を装着して在宅へ帰られる患者様向けにはAstralを使用し、NIPPVとしてはTrilogyを採用しています。

 

 

透析業務

当院を利用される透析患者様(HD+PD)は約190名です。月・水・金は午前・午後・夜間の3クール制、火・木・土は午前・午後の2クール制で透析を実施しています。
透析管理には、日機装社のFutureNet2を使用しています。FutureNet2では、透析スケジュール管理・体重計と連動した透析条件の自動設定・検査データー管理等を行っています。透析装置はBV計や透析量モニターを搭載した装置を多数保有しています。
臨床工学技士は穿刺・バイタルチェック・薬剤準備・透析装置の保守管理・情報管理等、幅広く業務を行っています。透析室にはバスキュラーアクセスチーム・栄養サポートチーム・フットケアチーム・認知症チーム・二人三脚係(患者様と共同で毎月発刊する機関誌)・安全推進委員会等の各種活動があり、担当者を決めて積極的に活動しています。その他にも透析室ではポータブルエコー機・ドップラー血流計・身体組成分析装置(MLT-550)等の装置を保有しており、穿刺困難な患者様へのエコー下穿刺や患者管理を実施しています。
また、透析室ではASOに対するLDL-apheresisや潰瘍性大腸炎に対するGMAを実施しています。

 

春と秋には患者様を対象として懇談会を実施しています。秋の懇談会では、避難訓練を行ったり、災害時に自身の身を守るため知っておいて戴きたいことの学習会を行っています。

 

 

HCU業務

 

当院のHCUは17床です。臨床工学技士は、HCUでは透析装置(5台)・血液浄化装置(Plasauto iQ21)・人工呼吸器等のME機器の操作・管理を行っています。この一年間で通常のHDを除いた血液浄化の施行件数が約90件でした。当院では、CHDF・PMX-DHP・PE・GMAの施行経験が多数あります。

 

消化器内視鏡業務

火曜日午前および水曜日午前に消化器内視鏡業務を行っています。現在は胃カメラ検査を中心に業務をしていますが、当院では内視鏡による胃瘻造設・胃および大腸のポリープ切除・消化管出血に対する止血術・胆道系の結石や胆膵悪性腫瘍に対する処置等や、カプセル内視鏡検査も行っています。

 

カテーテル検査・治療業務

臨床工学技士は、主にデバイスの準備・ポリグラフの操作と監視・IVUSやFFR等の計測を担当しています。バルーンカテーテルやステント等の選択は、医師と相談しながら行っています。清潔操作を担当することもあり、熟練したスタッフは医師の助手としてインデフレーターの操作を行っています。
緊急でカテーテル検査・治療が必要な患者様への対応も行っており、重症症例における補助循環装置の準備および操作を行っています。臨床工学課では、祝日を除いた月曜日~金曜日まで毎日1名以上のスタッフを配置しており、夜間でも緊急対応ができるように拘束体制をとっています。

 

手術室

臨床工学技士は、麻酔器・生体情報モニター等の医療機器の定期点検、各種手術関連装置の保守管理を行っています。また、整形外科手術における運動誘発電位(MEP)モニタリングの準備、仙骨神経刺激治療(便失禁治療)のプログラマー操作を実施しています。2018年度からは手術室専属の臨床工学技士を配置して、手術時の清潔介助を行うようになりました。