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毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(2015年最後に間に合った~!)
1年最後の1週間にてサンタから袴に着替えねばならないという絶妙に微妙な和洋折衷が日本人の哀愁を加速させる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
遂に2015年が終わってしまいますよ!!
気付けば色々あった一年でした。今年の医師国家試験ではいきなり英語での紹介文から病気を類推する問題が出たり、入職1週間で「全国の集まりの時に近畿みんなで面白い出し物して!」と無茶振りに喘ぐ一夜を過ごしたり、病棟デビューと気合い入れた瞬間に初めての担当患者様が急変されて成す術なく慌てふためいたり、刺繍入りのスクラブを購入して始めて着た瞬間「目がちかちかする」と詰られたり、様々なことがございました。
しかし、今から振り返れば、そのひとつひとつが成長材料として、このワタクシを一流の芸人、じゃなかった、そこそこヘンテコな動き回る研修医に育ててくれたんだなぁと思っております。感謝の気持ちを深く持って、2015年を締めくくる。実に尊きことではございませんか!・・・って、ねえ。どうせ当直の間に年越しをするのでまだまだ仕事納めではございませんが(笑)
さてさて、スクラブと聞いて思い出したことが一つ。
ここで突然クイズです!ワタクシが愛用しているスクラブ、そのシリーズの名前は次のうちどれでしょう?
①「交響曲」 ②「夜想曲」 ③「幻想曲」 ④「円舞曲」 ⑤「歪曲」
正解者の中から抽選で3名様に、遅れてきたサンタさんより素敵なクリスマスプレゼントを差し上げましょう!
・・・え?どうやって応募するか?ふぉっふぉっふぉ、それが本当のクイズなんじゃよ!うぉっふぉっふぉっふぉ☆ チャンネルは変えるなよ?それではまた来年、お逢いしようぞ、Merry New Year!! Yeah!!
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
世の中に蔓延るMerryな雰囲気を華麗にサイドステップで躱す今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
世間はあっという間に赤緑の羅列から紅白へ姿を変えようとしております。街を染める色たちは、我々にとっても様々な変化をもたらします。
有名どころで言えば、陸上競技のトラックですね。一昔前までは赤茶色が主流でしたが、あれは交感神経の活性化を促して好成績を出すためとされています。ところが、最近の流行は青なんですね。逆に副交感神経を刺激することにより集中度UPが図れるだけでなく、線の認識度が上がるために直進しやすさがUPするそうです。ま、走ったことないんですけどね。
ちなみにワタクシも色に肖ることができました。ワタクシが昵懇にしている白衣屋さん(大丸白衣さん)が、何とクリスマスカラーのスクラブを作製してくださったんです☆しかも今まで着たことがない緑スクラブ!普段は赤系しか着ていないので、逆に貴重な経験をさせていただきました。しかもですよ、このスクラブには何とリースがついている!!Oh、Merry X'Mas!!「うぉーっほっほっほ!」と白いひげを生やしながら笑ってみたくなる日々を過ごしました。
ただね、困ったこともあったのです。病棟や医局では「赤いスクラブ=ワタクシ」みたいな印象を強くお持ちの方が多かったが故に、緑スクラブを着ていると「先生だと気づきませんでした」と様々な方から言われる始末・・・。何て日だっ!!\(◎o◎)/!
さてさて、肖ると聞いて思い出したことが一つ(えっ、そこ!?)。
皆さん、この文字読めました??これ、「あやかる」って読むんです。
ここで、クリスマスにちなんだ「あやかる」作文をどうぞ。
「あ」明日になれば終わってる
「や」闇夜を照らす灯りたち
「か」影が揺らめくサンタさん
「る」るんるん気分で『うぉーっほっほ!』
う・・・うるせぇ!
(‾o‾ )qq(^^ )トントン あの〜、クリスマス終わってるんですけど・・・。
Oh、何て日だっ!!\(◎o◎)/!
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(今年はあと何回書けるのだろう?)
逸る宵年の明星が忙殺される現代人の往来を眺める今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
救急外来をやっていると良く遭遇する症例として、「若年者の高熱」があります。そうです、冬ですねぇ。インフルエンザは見逃したくない病気の1つとなってきました。最近では救急外来担当の看護師さんから「先生、患者さんがおみえです。20代の男性で、熱が39度8分、おとといから調子が悪かったそうです」と電話があった瞬間、「あ、インフルエンザの検査キット準備しておいてください」と叫んでる自分がいます。
しかしこの検査、細長い綿棒を鼻腔の奥まで突っ込んで粘液を取ってくるという、何とも荒々しい検査なんですね。これがまたコツを掴むのが難しい検査でして、ただ入れるだけでは絶対に奥に入らないんです。鼻の構造、すなわち解剖学をある程度理解しておかないと、どこかの壁に当たって止まる→患者さん痛がる⇒浮腫発生⇒さらに通過しにくくなる・・・といった悪循環にぶつかる可能性があるんです。そういうワタクシも最初は上手くいきませんでした。やはり、何事も理論と実践の合わせ技が必要ですね。
さてさて、解剖と聞いて思い出したことが一つ。
日本で初めて解剖が成書になったのは杉田玄白・前野良沢著『解体新書』なのですが、皆さんはこの本のカタカナ名「ターヘル・アナトミア」の「ターヘル」って何か、ご存知です?正解はドイツ語で「Tabellen」、図表の複数形なんですね。ですから直訳すると解剖図表となります。これを『解体新書』と名付ける辺り、やはり売れる著書にはタイトルのセンスも非常に大事なのですね☆う〜ん、いいセンスだっ・・・・!!
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(久しぶりに毎度御馴染み感が出てきたね☆)。
師走を駆ける救急車に階段を駆け下りる医師の姿を重ねては感慨に耽る今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
はぁ、ようやくこのフラグを回収できる日が来た!
忘年会(ちなみにここでは望年会)、やっと終わったぞ~~~~~~!!
我が頭痛の種がようやく一つ消え去ったぞ~~~~~~~~!!!
色々紆余曲折もあり、全体スタジオ練習が結局1回しかできなかったわけですが、何とかご覧いただきました皆様にお楽しみいただけたようで、パフォーマーとしては非常に安心しております。
え?どんな内容だったかってか?そんなもんここじゃあ言えないなぁ(笑)
とにかく、個人的には、あれだけの大人数を一気に騙せたのは本当に気持ちよかった♡あと、ウェスティン都ホテルの大広間に自分の歌声が響いたのは違う意味でめっちゃ気持ちよかった★非常に稀な、素晴らしい体験をさせていただきました。アマチュアヴォーカリストとしても感謝、感謝な一日となりました。
さてさて、響くと聞いて思い出したことが一つ。
実は本番2時間前、まだ開場すらできていなかった時間帯に、実は会場で発声練習をしていたのですが、思った以上に響く響く!いやぁ、天井の形を見ただけでそれなりに力まなくても響くだろうとは思っていたのですが、実際かなりしっかり響いて楽しくなってしまいました。それもまた、いい経験となったのでした。でもみなさん、くれぐれも真似しないように!響かせようと思って声を張り上げると、あなたの声帯が紅に染まってしまいますよ❤
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(これで閑古鳥も鳴き止むかな?)
骨に沁み込む底冷えに赤提灯の誘い香を恋しく捜す今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
そういえばこの連載も久しぶりとなりました!というのもですね、筆者が京都民医連中央病院にいなかったわけなんですよ。他病院研修で全く違う病院に行っておりまして、ようやく戻って参りました。
しかし2ヶ月のブランクというのはなかなかのもので、電子カルテの使い方を微妙に忘れているという事実に驚愕致しました。いやぁ、怖いものですね。
ちなみに、電子カルテはメーカー毎に特徴がだいぶ異なります。そもそも記載したカルテの出る部分が違っていたり、オーダー画面とカルテ画面が同時に開くか開かないかで差があったり、アイコンが全員共通の場所にあるか各個人でカスタマイズできるのか、使い勝手だけとってみても大きな違いがあります。好みは非常に分かれると思いますが、「住めば都」という言葉の通り、実際慣れてみると最初は使いづらい種類でもだんだん使い勝手は良くなっていきます。ま、でも使い勝手の良いカルテから急に戻ると、何だかもどかしい思いに浸るんですけどね。
さてさて、もどかしいと聞いて思い出したことが一つ。
お〜い!研修医の誰か、つぶやきちゃんと書いてくれい!
そして、民医連中央病院に就職希望の研修医候補諸君、君たちはちゃんとKMCH倶楽部に喜んで入会し、このつぶやきをもっともっと濃く、激しく、面白くすることがミッションだ!心して精進しなっ!
でも、これをつぶやきに書いてもきっと意味ないんだよなぁ。。あぁ、神よ、このワタクシにもっとカリスマ性を・・・!せ、せめてカリスマスプレゼントでいいから・・・っ!
うぅ、どうやら本格的に冷え込んできたようだなぁ。。
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(それにしても読みやすくなったような・・・☆)
下がり始めた最高気温と湿度のダブルパンチに風邪への心配を募らせつつある今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
最近では患者さんもインターネットを利用して様々な医療知識をお持ちになっていることが多い世の中になりました。中には正しく理解されていらっしゃり、「この薬を飲んでるんですけど、今出す薬との飲み合わせは大丈夫でしょうか」とご提案くださるなんてこともあったりします。こちらもきちんと服薬状況を把握できることもあり、非常に助かるわけですが、たまに間違ったor古い情報をお調べになる方もいらっしゃいます。先日、自転車とバイクの交通事故にて救急搬送された女性の方がいらっしゃいました。その方は幸いにして骨折もなく、脚に傷ができてしまったので縫い合わせてその日は終了となったのですが、帰り際に「先生、座禅を組んで早く治したいんですけど、座禅を組んでも大丈夫ですか?」とのご質問を頂きました。良く良く伺ったところ、その方はヨガを習っていらっしゃるとのことで、ヨガを調べてみると創傷も精神を鍛えることで早く治るとあったそうです。しかし、今回は座禅を組むと思いっきり創部に力が加わってしまうので、そのように説明し安静にしていただくようお願いしました。残念ながらワタクシはヨガへの造詣はそこまで深くないのですが、チャクラの話でしばし盛り上がったことだけは印象深かったです。こういった「座禅療法」なるものはじめ、様々な民間療法を試される患者さんはたくさんいらっしゃいます。ですが、そちらに頼り切りになって、医師の説明を否定なさる方もいらっしゃるのが残念です。これは医師の啓蒙の問題なのか、はたまた情報過多に飲み込まれる民衆の性なのか・・・、考えていくとなかなか深いところに堕ちて行きそうですね。
さてさて、民間療法と聞いて思い出したことが一つ。
世の中には様々な民間療法がありますが、このワタクシが好んで(自らも)実践している民間療法があります。それはアロマセラピーです。「セラピー」が付くことからも、実は発祥の国フランスでは治療として利用されることもあるようです。これからの季節はインフルエンザウィルスはじめウィルス性の感冒が流行る時期ですし、その時にはユーカリやティートゥリーをベースに・・・なんて考えてみるともうそれだけで何だか自分が守られているような気がして幸せな気分になります。たまにアロマ相談なんか受けるのですが、その人の生活や症状、狙いに合わせてオイルを考えていく過程はまさに総合内科の医師を疑似体験しているようです。オイル処方後にもう一度感想を聴いたりするのは外来診療そのものです。というわけで、オイルを一緒に考えたい方、アロマ体験してみたい方、医師っぽいことやってみたい方は是非京都民医連中央病院へ!!
・・・あ、ワタクシそうでなくても医者だったΣ(゚口゚;
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(ホームページが変わっても、これは変えられないね☆)
新米の甘さに舌鼓を打ちつつ、新人のことを「新米」と呼ぶ真意に多少の解釈を考えてみる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
さてさて、早いもので1年目研修医も働き出して半年となりました。上級医の皆様も、我々についての評価やスタンスなどがそろそろ定まって来た頃なのではないかなぁと思っております。
こうして働いてみると、確かに医学的な能力や患者さんを診るセンス、経験量、手技の鍛錬などといったことは大事なのですが、それ以上に大事なのは体力の回復法とか、気力の維持とかといったコンディションコントロールなんだということが分かりました。例え絶好調の時にとんでもない能力を発揮できたとしても、不調になれば全然ダメとなると、これは総じて全然ダメとなってしまうのです。医療は超がつくほどの長期戦、嫌な事だって絶対にあります。表もあれば裏もあるわけですし、時にはギャグに近いポジティブシンキングで、裏目に出たことを表にひっくり返して解釈することも、一つの能力となるわけです。これは患者さんにも言えることで、入院というストレスな状況を医療職サイドが上手くポジティブに捉えられるように誘導できれば、早く回復されることもあるようです。「病は見るものだ、だが病気は診るものだ」とはなかなか言い得て妙な一言だと尽く尽く感じます。
さてさて、裏目と聞いて思い出したことが一つ。
この「裏目」という単語、もともとは囲碁用語なのですが、もう一つ全く違う分野でも同じような言葉を使うものがあります。そう、タロット占いをはじめ多くの占卜術なんですね。残念ながらワタクシはタロット以外に明るくないので何とも言えないのですが、タロットは表と裏があるんです。そう、カードの向きなんですね。人によっては正と逆なんて言い方をすることもありますが、ワタクシはここ20年以上表・裏という言葉を使っております。タロットも紐解けば色んな流派や時代があるのですが、最近のカードは解説でなく絵のみで表示されており、その絵とクライアントの質問内容などから解釈を割り出します。そう、実はタロットも結果として確定しているのは絵だけで、解釈するのは占術者なんです。そう、解釈は自由だ~~!!!☆
というわけで、タロット占いご希望の医学生さんは京都民医連中央病院へお越しください\\((♡▽♡))//
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(おぉ、なんだかお久し振りだ!)
名月が何故中秋で最も有名なのかという理由に想いを馳せつつ見上げる黄金の月がよく見れば十六夜な今日この頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか。
様々な食べ物が本格的に美味しくなってきましたね。
今でこそどの季節でもどんな食材でも手に入りやすい世の中にはなりましたが、本来はそれぞれの食物ごとに「旬」というものがありました。そして、旬のものをしっかり食すと無病息災になると言われていました。それだけ、旬のものというのは栄養価も高く、健康への最短ルートになっていたわけですね。
ちなみに、病気にも「旬」があります。みなさんもご存じのように、インフルエンザをはじめ多くの感染症は冬に流行します。これは乾燥が大きく影響していると言われています(ぜひ、乾燥とウィルス感染症との因果関係は調べてみてください☆)。また、前々から出ている熱中症はもちろん夏ですし、(人工的な旬ですが)急性アルコール中毒はビアガーデンの開かれる夏と忘年会の年末が絶対多いですよね。花粉症は春です。
・・・あれ?と思いませんでした?そう、ぱっと考えて秋が旬の疾患ってなかなか知られていないんですよ。でも、実際はあります。最も身近かな、と思うものは「季節性うつ病」と「ビブリオ菌、ウェルシュ菌などの食中毒」なんです。確かに食が進む時期ですし、外で調理したくなる季節ですから、食中毒には十分お気を付け頂きたいと思いますが、うつ病はなかなか気づきにくいので、まず意識することが大切になります。周りの方で何だか「秋バテ?」と思いたくなる人がいたら、ぜひ精神科神経科、あるいは心療内科の受診を奨めてみてください。
さてさて、季節性うつ病と聞いて思い出したことが一つ。
美味しいものが増えて食に楽しみが出るはずの秋にうつ病になってしまう、なんだか違和感ありますよね。・・・って本当にあります?実はこのワタクシ、全く違和感ないんですよ。だってさ、みんな「三度の飯より何が好き?」って聞きたがるけど、そして「三度の飯より○○が好き!」ってみんな言うけど、今ここではっきりと宣言しよう!三度の飯は別にそこまで好きじゃない!!三度の飯より好きなものなんていくらでもありすぎて挙げたらキリがないぞ〜〜っ!!!
は〜、すっきりした♪じゃ、そろそろご飯食べてきま〜す☆
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(馴染みになるまで何度でもっ!)。
台風の軌道が遂にナックルとなり始めた今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
夏も近づく88夜というならば、実は「夏も離れる88夜」っていうのもあるんですよ!
・・・と言われた瞬間に88夜の終わりっていつだっけと計算しはじめようとした皆様は、きっと真面目な方々だと思います。実際にはもちろんそんな基準はありません(読者をだますな!ってツッコミはなしでお願いします><)
でも、実際考えようとすると、基準となる日が決まらないと88日後も計算できないことになります。
医学でも、例えば投薬に対してきちんと「どれだけ薬が増えたか」など、定性的でなく定量的に考えることが必要な場面が多くあります。薬ならばTDMと呼ばれるもので、薬剤濃度を頻回の血液検査等から予測していくことが大切になってきます。
薬剤とはちょっと違うかもしれませんが、輸血によるHb上昇も大切な指標です。医学生の皆様は是非計算してほしいのですが、体重50kgの方に濃厚赤血球を2単位輸血すると、おおよそHb1.5g/dLの上昇につながります。でも、もし2単位輸血してもHbが1g/dL以上上昇しなかった場合、何かがおかしいわけです。この場合はどこかで出血して失っていると考えるべきでしょう。こんな風に、定量化することで初めて評価できるものなどもあります。医学は自然科学の1分野です。「定量化」というキーワードで医学を紐解きなおすことも、これからは大切になってきます。
さてさて、定量化と聞いて思い出したことが一つ。
各大手牛丼チェーン店(吉○家、す○家、○家・・・)の牛丼について、具とご飯に分けて定量化してみましょう!但し、具にかけられる利率とご飯にかかる利率はそれぞれお店ごとに共通という前提条件とします。それぞれのチェーン店で最もお得に食べることができるのは・・・??と計算し尽くして、さらに食べている最中ももう一度確かめ算をしながら食べてみてください。
・・・ふっふっふ、きっと牛丼が途方もなく新しい味に思えてきますよ( ̄ー+ ̄)
9月になりました。絶賛産婦人科ローテート中の2年目研修医です。
昼間は涼しい病院にいるのでもしかすると気のせいかもしれませんが、最近、雨続きでだいぶ涼しくなりましたね。
秋も近いようで、ちょっと夜更かしをすればみなみのうお座のフォーマルハウトが輝く季節になって参りました。秋の星座の中では唯一の一等星なので、普段星を見る人ならおそらく誰もが知っているであろうフォーマルハウトなのですが、そうでないと意外と知られていない星でもあります。
さて、「秋の星座唯一の一等星」で、しかも「フォーマルハウト」という名前を聞くと、なんだか凄く格好良い気がしてきますが、実はフォーマルハウトとはアラビア語で「魚の口」という意味だったりします。
つまり、もしペガスス座の南の低い空に光る、一際明るい星を指差して、「あ!フォーマルハウトだ!」と叫んだとすると、それは実は「あ!魚の口だ!」と言っているのと同じことになる訳です。
格好悪いですね。
なお、金魚が口をパクパクさせて泳いでいる水槽を眺めながら、「はは、フォーマルハウトがパクパクしてるぜ」なんて呟いてみたら、一見格好良さそうに聞こえますけど、多分周囲の人からポカンとされるので止めた方が良いでしょう。むしろ、格好悪いですね。
写真は、学生時代に熊本の阿蘇山で撮った夜空。生憎の曇り空でしたが、さすがは一等星、雲間にキラリと光る「魚の口」が写っています。
今まで撮った星の写真を何枚も見返してみたのですが、意外と綺麗にフォーマルハウトが撮れた写真が無い模様。近々頑張って、綺麗な「魚の口」を撮影しに行こうかと思います。
皆さんも仕事の合間、たまには息抜きがてら星を見に出掛けてみては如何でしょうか。
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(もう御馴染みになったかな??)
どこまで手を伸ばしても届きそうにない空の天井に秋風を探したくなる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
世間は夏休みシーズン!特に大学生は相当長い夏休みがあるようですが、医学生さんもこのシーズンはよく見学にいらっしゃいます。色々な医学生さんがいらっしゃいますが、我々研修医も自分たちの仕事っぷりを真正面から見学されることもあり、毎回いい感じで冷や汗をかきながら説明等をしております。
でも見てて思うのは、学生さんも十人十色、1つの問題に対してのアプローチがみんな違うんですね。同じように医学を学んできて、通るべき国家試験も同一なのに各々が持つアプローチが異なっているわけです。でも、辿り着く答えは皆々ほぼ同じところになります。今までは指導される立場にいてそんなことは終ぞ考えていませんでした。受験勉強も基本的には1通り(問題によって複数ありますが、それでも10通りはないことがほとんどです)の解法しかなく、辿る道も決まっています。しかし、医学には往々にして「完全無欠・唯一無二の正解」が決まっていないことが非常に多く、それ故にさまざまなアプローチが正しいと言えてしまうのですね。小生はこの事実に、標準化を求める様々な声へのかすかな疑問と、人生の難しさを見ている気がします。医学生の皆さんも、「答えは己の中にある」という精神でぜひ頑張っていただきたいと願っております。
さてさて、答えと聞いて思い出したことが一つ。
答えは英語でAnswerですが、これは"And swear"という2語が連結して1語になったようです。このSwearという単語、「誓う」という意味と「悪態をつく」という意味と2つありまして、恐らくは前者の意味をとって「こう誓っておくけど・・・」という前置きが変形してAnswerになったとされているんですね。でも、もしこれが後者だったら・・・(( ;゚Д゚))
”I answer you"=「ふっ、罵ってやるぜ!」
Oh、答えに堪えらんない・・・!
あ、ここは京都なのでおやじギャグに厳しくありません!みんな、おやじギャク言いまくって暑い夏を乗り切ろうぜ!Yes, I answer you♡
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(ここじゃあオープニング映像流せないよっ!)
天高く腹肥ゆる秋と馬に笑われんばかりの肥え方になりつつある今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
旬の野菜や果物、さらには肉類も含め食べ物が美味しくなる時期でございます。夏バテで疲れた身体に少しでも栄養を付けんとして食べ始めると意外と美味しくて、栄養どころかついつい脂肪まで・・・なんてこと、多いですよね。
そこで本日ご紹介するのが〜〜〜なんて言い始めると夜中にやってそうな怪しい通販番組になり兼ねないのでやめておきますが、この「うまみ」、世界的に認知されたのは実はつい最近なんです。
それまでは、世界的に「4大味覚」と言われてきました。みなさんも想像できるかと思いますが、「甘い」「塩辛い」「苦い」「酸っぱい」の4つですね。英語ではそれぞれ"Sweet", "Salty", "Bitter", "Sour"と言います。頭文字にSとBしかないところがある会社の名前の鍵にもなっているようですが・・・(笑)
ちなみに、トウガラシなどの「辛い」は"Hot"と言いますが、こちらは味覚には数えられません。それは何故でしょう?
実は、この4大味覚が味覚としてカウントされているのにはきちんと理由がありまして、「対応する化学的受容器(Chemical Receptors)が存在するから」なんです。甘味は糖分、塩辛さはNa+イオン、苦みはOH-イオン、酸っぱさはH+イオンが舌の上に乗ることで各受容器を刺激し、結果として味覚信号が脳に伝わるのです。トウガラシなどの辛みは温度の受容器が代理的に感じるので、味覚としてはカウントされないのですね。
ところが最近の研究により、グルタミン酸に代表される一部のアミノ酸を受け取ることができる化学的受容器が舌の上から見つかりました。この受容器が刺激されて脳が感じる味、それが「うまみ」なんですね。ですから、うまみはめでたく5番目の味覚として登録されました。しかも、国際的に対応する味を表現する言葉がなかったため、ほぼ全世界的に”Umami"が通用するんです!何ということでしょう・・・!!
さてさて、うまみと聞いて思い出したことが一つ。
このグルタミン酸受容体を見つけたのは日本人ではありません。でも、その方は「何で和食って独特の美味しさがあるんだろう」という疑問と嫉妬心から、大発見に至ったそうです。ってことは・・・??
そう、嫉妬ばんざ〜い!!世界は嫉妬でできているっ!あぁ嫉妬心、君は何て優秀なんだ!妬みに妬むことで世の中は進んで行くんだ!だから今日から君も安心してハンカチの角を噛んで下に引っ張ってみよう!
・・・ってこんなテンション上げて妬めるぐらいなら本当に世の中回りそうだ(^_^;)
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(お昼や〜すみはウキウキウォッチング・・・ってこれ番組違うよ!)
連日の猛暑にひたすら解夏を願う今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
「台風一家」と勘違いして大恥をかきやすいこの季節ですが、台風の通りやすい時期が今年も来てしまいました。
といっても、今年は太平洋高気圧の張り出しが強いようでして、もしかしたら9月にならないと直撃シーズンにならないんじゃないかなんていう危惧もされているようですね。
ここでおさらいしておくと、台風は低気圧の一種です。そういえば不思議なのが、「低気圧になると古傷が痛い」って、聞いたことありませんか?結構多くの方がこの症状をご経験なんだそうですね。これはまだ、正確には医学としてメカニズムが証明されたものではありません。未だに何故だか見当がつかず、そのため有効な治療法というものもなく、酷い場合は対症療法にて経過観察をすることになります。
ちなみに、そういう患者さんの知り合いが何故かワタクシには多いので色々相談を受けてきた身として、その訴えをおっしゃる方は普通〜ややしっかり体型が多いんですね。そこから推測するに、もしかしたら低気圧になることで組織間液が増え、傷を負ったところの周囲の組織へかかる圧力がUPすることで痛みが出てくるんじゃないか、と考えています。あ、ただ、あくまで推測ですよ??
さてさて、医学的に証明されていなと聞いて思い出したことが一つ。
手術で必ず使う麻酔薬(全身麻酔)に関しては、「やってみたら効いてるからみんな使ってるけど、実際にどうやって効いてるのか未だに分からない」ものの一つです。この時代だからこそ麻酔はほぼ安全に使えていますが、そこには先達たちの多大なる犠牲がBaseにあるわけです。我々もたくさんの犠牲の上に生きています。そしていつか我々も誰かの犠牲に・・・。こうして世界は回っていくんですね。なるほど、織田信長が桶狭間の直前に幸若丸・敦盛を舞った心情が分かったような気がします。そうか、俺も信長だっ!!(いや絶対違う・・・)
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(誰か司会者マイク持ってこ?い!)
怒涛の10連続投稿で疲弊した皆様の心にオアシスが訪れたであろう今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
先月も「7月といえば」というお話がございましたので、今月も乗っかってみましょう!
皆さんにとって8月といえば何を始める月でしょう?
色んなことが始まるかとは思いますが、日本人にとって8月と言えば
「年賀状を書く練習スタート!」ですよねぇ。
私は年賀状を認める専用の筆ペンを2年前にグレードアップしましたが、これが鼬毛の筆先で、非常に纏まり易い逸品で大変気に入っております。
拘り出すとキリがないのは言うまでもないですが、こうやって何かに拘ることが多いと「執着気質」と呼ばれる遺伝的気質の可能性が出てきます。最近では性格を決定し得る遺伝子というものが判明しつつあり、例えばこの「執着気質」はドーパミンとの結合が困難なD2R2という受容体の関与が示唆されています。これからは子育てやキャリアセミナーなどで「遺伝子検索による進路決定」なんてものも流行ってくる時代が訪れるのかもしれません。
さてさて、「認める」と聞いて思い出したことが一つ。
あ、「みとめる」じゃなくって、さっき出てきた「したためる」の方ですよっ!
「したためる」の漢字がなぜ「認」なのか、語源を調べてみました。
諸説あるようですが、もとは「親手める」だったそうなんです。
「親しい仲に手と心を籠めて」ということから、「親」という字の類縁にあたる「認」という字が当てられるようになったと言われています。しかし、よくよく見てみれば、認という字は「言葉を忍ぶ」とも分解されます。手と心を籠めるのに言葉を忍ぶ、あぁ日本人・・・。。
ちなみにですが、「下+留める」が変形して「したためる」になった説もあるようです。ん?何を留めるのかって?それはご想像にお任せしますっ☆٩(๑>∪<๑)۶
最近、1年目の後輩がすごい勢いで研修医のつぶやきを更新してくれているようなので、たまには2年目を代表して何か書いてみることにしました。
ただいま、小児科研修中。子どもたちが可愛いです。
無邪気に走り回る子どもたちに元気をもらいながら、あるいは採血をする時に泣かれて、「悪いのはこの先生だからね」と看護師さんたちから罪を押し付けられながら、あるいは診察している影で子供からさりげなく手をつねられながら、楽しい研修医生活を送っております。
思えばもう7月も終わり、振り返ってみると気が付けば2年目になっていたような気がします。
いつの間にか後輩が出来て、いろいろ質問をされ案外答えられず、1年目の間は遊び倒したので2年目はもう少し勉強しようと思いながら、旅行に行きたいなーと地図を開いて眺めています。
いや、時にはちゃんと教科書も眺めています。
でもまあ息抜きも大切ですから、京都縦貫自動車道も開通したようなので、夏の暑いうちに海を見に行きたいものですね。
よく諸先生方から「日焼けしなさい」と窘められるので、もう少し血色が良くなるように精進していきたいと思います。
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(誰かサングラス持ってこ〜い!)
後の祭りのその後に吹き荒ぶ風に煽られて、疫病どころか脱水症が流行り出す今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
脱水に関しましては前回のつぶやきで書いたのでもういいとして、今日は水の補給について考えてみましょうか。
世の中には様々な種類の飲み物があります。
ミネラルウォーター、水道水、スポーツドリンク、市販のジュース、炭酸水、コーヒー、お茶、牛乳、天然果汁…。さて、皆様はどれで水分補給しますか?
医学生の皆様ならご存知とは思いますが、人間が「喉渇いた」と感じるのは、「血中のナトリウム濃度が高くなった」ことが最大の引き金となります。となると、血中のナトリウムを下げる働きのある飲み物を飲むことが大事なんですね。そのためには、実は「薄めの飲み物」の方が効果があります。つまり、基本的にはスポーツドリンクとか野菜ジュースより、ミネラルウォーターや薄めのお茶の方が効果が高いんですね。
但し、汗をかいたときはナトリウムも減っているので、スポーツドリンクでナトリウムも補充しましょう♪
さてさて、薄めの飲み物と聞いて思い出したことが一つ。
世の中で最も薄い液体は何でしょう?正解は「DDW(2回蒸留水)」と呼ばれるもので、イオンすらほぼ溶けていないというトンでもない水なんですね。基礎的な実験ではよく使うのですが、臨床ではそうそう出逢うもんじゃないという代物です。では、これを飲めば最高に水を補給できると思うでしょう?実はダメなんですね。というのも、浸透圧が低すぎて逆に消化管を傷めて下痢を起こします。。
あちゃ〜、ってとこですね。。モノには限度がある。。
え?じゃあ便秘の人にDDW飲ませりゃいいじゃんって??
ふっふっふ、そこは大人の事情なんだよ( ̄ー+ ̄)
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(きっと明日も!)
梅雨明けの報せにリゾートを思い浮かべるも現実は陽射ししか似ていない今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
最近当直していると、毎晩一度は遭遇する疾患が2つあります。
それは、「急性アルコール中毒」と「熱中症」です。
この2つの疾患、大きな共通点があります。何だか分かりますか?
そう、「水を消費する疾患」である、ということなんですね。
アルコールの分解には多量に水が必要です。
熱中症では多量な水が体温低下のために放出されます。
そして、水が足らなくなることで重症化、すなわち脱水を来すわけです。
ですから、治療の基本はもちろん水の補給です!
一般的には点滴、我々は補液とか輸液とか呼んでいます。
これから盛り上がる季節ですが、決して水は切らさぬよう、
しっかり水分補給を心がけて、健康な夏を過ごしてくださいね☆
さてさて、水分補給と聞いて思い出したことが一つ。
水分の「分」って、何なんでしょうね。
ぬるま湯の「ま」って、何なんでしょうね。
古新聞の「新」って、何なんでしょうね。
knightの「k」って、何なんでしょうね。
・・・「余計な奴だ」って言われないように、今日も頑張ろっと。。
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(やっぱこれだね!)
体温より高くなる気温に陽炎の如き眩暈を覚える今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
日本語ってもんは不思議なもので、よくさまざまなものが省略されます。有名なモノとしては、会話で主語が省略されたり、長い単語がぐっと短くなったり、色々ありますね。
医療用語でもよくよく省略語が飛び交いますが、多くは英語に直して頭文字をとる、というのが多いように思います。CABGは冠動脈バイパスグラフト(Coronary Artery Bypass Grafting)ですし、SCMはSternocleidomastoid、そう、胸鎖乳突筋のことです。
確かに省略した方が何かすっきり見えるっちゃあ見えますが、意味を取り違えると大変なことになります。たとえば、SCMを「Supply Chain Management」と勘違いすると、カルテにいきなり経済学の話が展開され始めてしまいます。まぁ臨床の場でさすがに物流を考える方は少ないとは思いますが・・・。
しかしながら、医学しか考えていなくても時に危険な場合も存在します。例えばみなさんご存知糖尿病、実はかなり怖い危険を孕んでいます。というのも、糖尿病を省略すると大半の方は「DM」と略します。ですが、皮膚筋炎も略すと「DM」です。だからといって、Diabetes Mellitusなんだから「Diabetes」でいいじゃんって思ったでしょ?ところが、尿崩症もDiabetes Insipidusだから「Diabetes」になっちゃうんですねぇ。う〜ん、困ったものだ。
さてさて、Diabetesと聞いて思い出したことが一つ。
Diabetes、もともとはギリシャ語で「突き抜けている様」なんだそうですね。
みなさ〜ん、突き抜けていますか〜〜??
京都民医連中央病院の1年目研修医は、みんな突き抜けていますよ〜〜☆
医師を目指すみなさ〜ん、とりあえず何かで突き抜けていると、きっといいことありま〜すよ〜〜!!!
え、何で突き抜けるかって??例えばメイクアップの資格を取るとか、ホスト経験とか、ほら、簡単でしょ?
毎度御馴染み流浪のつぶやき(以下略・・・したらあかんわ!)KMCH倶楽部でございます。
梅雨と台風の狭間に来る夏日に何か違う呼称を付けたくなる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
前回は「7月と言えば」ということでお話させていただきましたが、もう一つ、京都民医連中央病院1年目研修医にとって7月に始めるものがあります。
そう、それは「忘年会の準備」ですね〜〜。
まぁどこの職場でもよくある忘年会ですが、京都民医連中央病院では1年目研修医が何かしら出し物をしなくてはならないそうなのですね。しかも、噂によるとその完成度が給料にまで影響するとか・・・。。
御多分に洩れず、今年も7月から始動します!
といっても今はシナリオの原稿を書いている段階なんですけどね(^_^;)
僕自身はシナリオライターの経験があまりないので、必死に書いていますが・・・。ふと思うこと。
「俺、医者だよね・・・?」
さてさて、シナリオライターと聞いて思い出したことが一つ。
「シナリオライター」は人ですが、「タイプライター」は機械です。
「シンガソングライター」は人ですが、そもそも「ライター」は道具です。
「ハラタイラー」は人ですが、「ハタライター」は夕方のサラリーマンのセリフです。
「ライダー」も人ですが、「グライダー」は乗り物です。
・・・カタカナコトバッテ、ムズカシイモノデスネェ。。
え?3番目だけ意味わからない?そりゃクイズダービーを知らない世代だからだ( ̄ー+ ̄)
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(やっぱりこのフレーズがないと!)
月めくりカレンダーの重さが元日の半分になった今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
月日の百代は過客にして、もう下半期ですよ奥さんっ!
皆さんにとって7月といえば何を始める月でしょう?
色んなことが始まるかとは思いますが、
京都民医連中央病院の1年目初期研修医にとって7月と言えば「当直時の1stコールデビュー!」です。
6月までは2ndコールだったのですが、遂に1stに上がります。
恐怖心が拭えない部分も多いですが、そこは誰しもが通る道、気合いを込めて頑張らないといけません。国家試験の合格通知が来て3ヶ月ちょっと。
資格を持つからできること、やらなくちゃいけないこと。
色々考えながら、今日もこうして日は落ちて行くのでした。
さてさて、恐怖心といえばこんな謎かけが。
「恐怖心」とかけまして、「踊り場」と解きます。
その心は・・・??
そう、「どちらも【かいだん】につきもの」ですよね☆
・・・お後がよろしいようで。。
おぉぉ、我が背中を伝う一滴の恐怖心が・・・((((;゚Д゚))))
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(定着させたい!)
19時の家路の明るさに夏至の足音を感じる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
1年目研修医としては節目を迎えました。そう、内科ローテートにおける1ターム目が遂に終了したのでございます。病棟デビューから早1.5か月、オーダーの出し方に始まり、業務を覚えるだけで大変だった出だしを思い返せば、少しは医師として仕事ができ始めたのかなと振り返っております。
しかしまだまだ診断力は足らないことを実感する場面も多いです。CT画像をじっくり見てカルテに所見を記載してみても、後で上級医と振り返ってみると「あっ!」と思う部分も出てくるものです。注意力って、ほんと大事ですよね。自分自身でも注意力を磨き上げて行こうかと思っております。
さてさて、注意力と聞いて思い出したことが一つ。みなさん、まずは下の四字熟語の読み方を教えてください。
魎魅魍魑
ある程度日本語がお好きな方なら「あ、簡単だよ。これは『ちみもうりょう』って読むんだよ」と答えてくださることだと思います。みなさんもきっと、頭の中で『ちみもうりょう』と読んでくださったのではないでしょうか。
実はこの魑魅魍魎、実はもともと「魑魅」と「魍魎」と別々にあって、それらが合わさってできた言葉なんだそうです。魑魅とは山林の気から生じる物の怪、魍魎とは河川の気から生じる物の怪という意味なんですね。ですから、本来この言葉には「悪い奴」のような意味は入っていなかったようなんです。ただ、人間にとって物の怪とは「人間以外の薄気味悪い奴」というところから悪い意味が入ってしまいました。うん、差別は良くない!
・・・あ、ただ最初の問題の正解は『りょうみもうち』ですけどね。
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(またまた便乗)。
梅雨という名のジメジメ感を「侘び寂び」と言い換える大和魂が大いに役立つ今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
さてさて、「流浪」と言えば「なみ」。浪という字は動きませんが、その意味には少なからず動きの概念が入っております。日本語ってモンはなかなか奥が深く、動かない文字で動きを表現しにかかっているわけですね。
僕たちが普段読み漁っているマニュアル群も所謂文字の羅列です。しかし、読み手はそこから実際に自分が現場でどう動くか頭の中でシミュレートしなくてはなりません。そんな場面が来たら自分が今度は実際に動かなくてはなりませんものね。
そういえば動くと聞いて思い出したことが一つ。当直明けの日勤というものはなかなかにヘビーなものですが、脳が働かなくなると色んなものが動き始めます。自分の机に置いたはずのコップがいつの間にか冷蔵庫前に動いていたり、肌身離さず持っていたはずのPHSがトイレから見つかったり、隣の机に置いてあった漫画本が勝手に開いたり、世の中は色々不思議なものです。
あ、ほら、あなたの後ろを髪の長い女の子のお人形さんが・・・!
毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(某番組風)。
新緑と梅雨の狭間に訪れた真夏日が体力はじめ様々なモノを奪っていきそうな今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。
京都民医連中央病院の初期研修では、毎週1回他の病院ではあまり開催されない会議があります。それが「研修医会議」なるものです。
この時間は研修医が自分たちで学習したいことや研修中で疑問・不安に思ったことを気軽に出し合い、みんなで高め合おうとする…という非常に先進的な会議です。
ま、裏を返せば『研修医が』『通常勤務の時間を使って』『大いに愚痴を言い合える』という何とも前衛的で素敵なお時間となっているわけです。
この企画はどちらかと言うと「より鋭い研修医になる」というよりも「ちゃんとした社会人になる」という意味合いが強いのかな、と思っております。
毎週1回みんなそれぞれ準備して、自らの望む研修を自ら築き上げる。京都民医連中央病院ならではの企画ではないかと思います。
ならでは、と聞いて思い出したことが一つ。「ならでは」を使って文章を作りなさい、という小学校の国語のテストで出てきそうなこの問題、みなさんならどうお答えになりますか?
有名な答えの一つに「奈良では鹿が追いかけてくる」など、ならを奈良に置き換えたものがありますが、ワタクシもなるほどと思った京都らしい答えをどうぞ。
「彼は信号があおならではる(青なら出はる)。」
京都弁を上手く使った一撃ですね。
・・・お後がよろしいようで。。
病棟デビュー1ヶ月!
学生実習の方々もちらほらいらっしゃる今日この頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか。
我々1年目研修医も日々精進しながら、学生さんたちに教えることでまた成長しようとしています。
研修医になってみると、学生時代には考えもつかなかったような実務的な壁にぶつかり、改めて仕事として医療に携わっていると実感させられます。手技一つ、患者さんのベッドサイドに行くこと一つとってみても、それぞれで工夫することでさらに濃密な研修ができるようになるんですね。
そういえば、工夫するといえばこんなことが。小腹を満たすためにミニのカップうどんを作ろうとしたのですが、お湯を入れる前に躓いちゃって出汁の粉がほぼ全て床に吹っ飛んじゃいました(幸い、麺と加薬等は飛ばずに残っててくれました)。このままでは味気ないと思い、足してみたのがインスタント味噌。人生初の「味噌煮込まずうどん」は意外に違和感なく食することができました。世の中、入れてみるもんですね。
気付いてみれば前回のつぶやきから早1年経過しております今日この頃、皆様は如何お過ごしでございましょうか。
1年経過したということは新たに初期研修医も入職したわけでありまして、本年度は4人の新人研修医が京都民医連中央病院に集いました。
4月も早い段階から「史上稀に見る個性的なメンバー」「『普通の人』と言われる人の方が少ない」等、畏れ多くも突き抜けた評価を頂くことが多かった1年目研修医も病棟デビューし、日々汗をかきながら学ばせてもらっております。
こんな1年目の4人ですが、どうぞ皆様温かい目で見守ってくださいますと幸いです。宜しくお願い致します。