ホーム > 当院について > 病院報 > 病院報 2014年新春号 Vol.42 > 「南館」教育研修センターを開設します
副院長
津島 久孝
当院は、京都西北部における急性期医療と臨床研修を担う民医連立の急性期・教育病院を目指しています。創立30年目にあたる2017年に予定しているリニューアルで、より一層地域の皆さんの期待に応えるためにも、ハードをいかせる人材の育成が重要となります。
「人は石垣、人は城」ともいわれますが、優れた医療機関では優れた人材によるチーム医療が鍵となります。当院では従来からチーム医療を重視してきましたが、2月中を目処に、西館の南側に人材育成の中心となる教育研修センターを設立することになりました。
教育研修センターは、全職員を対象にして、医療専門職としての自覚をもった職員の生涯教育、および職場の役責者や幹部教育をおこなう拠点となります。またHPH(ヘルスプロモーションホスピタル)を推進する立場からは、当センターが地域に発信し、地域の人々とともに学び合える場所にもできればと思っています。建物は3階建てで、1階にはパソコンを置き学習コーナーに、2階は医師および看護師対象のクリニカルシュミレーションルームとします。3階は会議や小規模の講演会の可能な研修室です。
病院内の位置付けも病院長直轄とし、担当者も専属配置し、継続的かつ総括的に教育を押し進める体制をとります。 全職員が気軽に利用することで当院の使命が果たせる、そんな教育研修センターをめざしたいと思います。皆様のご指導やご協力をお願い申し上げます。