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京都民医連中央病院報

病院報 2008年秋号 Vol.21

患者会の紹介

同じ病気をもつ患者様が集って、お互い励まし合い、協力し合って、学習し、情報交換を行い、相互の親睦を深めています。主な患者会をご紹介します。

ストーマ患者会 ひまわりの会

梅尾 英毅

夏真っ盛りの7月、今年もストーマ患者会の総会は開かれました。今年は、5年目の記念の総会でした。「ひまわりの会」の結成総会は、5年前(04年7月)の夏。患者会員、病院関係者など20名参加のもと開かれました。

一般には、ストーマ保有者といった言葉が使われていますが、ストーマとは、人工肛門、人工膀胱の排泄口のことをいい、大腸ガンや直腸ガン、膀胱ガンなどにより体の一部に(ほとんどが腹部に)便や尿の排泄口を造設、ビニールの装具に受ける方法がとられています。入院中、ストーマケアの指導を受け、退院後の日常生活にほとんど不便はありません。しかし、患者同士の勉強会、新しい装具の情報交換などは必要となり、リクレーションなどで患者同士の意思の疎通、親睦をはかるために日帰り旅行をおこなったりしています。最近は、他の患者会との合同コンサート、ちりめん細工の開講などで交流を活発に行うなど、患者会も幅がでてきました。

「ひまわりの会」としての日帰り旅行は、これまでに6回、学習勉強会7回を数えています。また、会報の発行は、年間に2回以上を目指し、様々な機会に行い、学習会やリクレーションに参加できない会員の方には、会報で細部までお知らせして好評を受けています。

「ひまわりの会」のこれまでは、前中央病院外科科長(ひまわりの会前顧問)をはじめ、中央病院北3階外科病棟の先生、看護師長のひとかたならない応援なくして発展していません。今後も応援を戴き、患者会の強い絆のもと、よりよい社会生活の充実のため、頑張っていきたく思います。

 

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