ホーム > 当院について > 病院報 > 病院報 2008年夏号 Vol.20 > 患者会の紹介 - 彩の会
同じ病気をもつ患者様が集って、お互い励まし合い、協力し合って、学習し、情報交換を行い、相互の親睦を深めています。主な患者会をご紹介します。
広瀬 東栄子
多くは一生の付き合いで、障害を伴い困難な生活状況を生み、一般的には理解され難いリウマチ。十四年前はいろいろな情報(リウマチ、治療、生活状況)がほしいと患者は悩んでいて、待合には暗い雰囲気が漂っていました。当時のリウマチ外来担当の看護師さんが、「この病気は大変や!助け合わんと」と患者有志に患者会づくりの声掛けをされて「彩の会」の結成となりました。「リウマチを正しく知り、前向きに明るく」を会のモットーに、顧問・東先生の学習会を軸に、薬や栄養、制度や中央病院・太子道診療所の医療展開など広く学習しています。職員の支援を頂き、来春、十五周年を迎えます。
この十四年間は情報交換や励まし合ったり、賑やかな待合となっています。
学習会の欠席者へは、資料やテープの郵送をしています。「彩の会たより」は年3~4回発行。レクリェーションにはお食事会を楽しんでいます。
現在では、新薬や治療が進んでいますが、誰もが完治や寛解が得られるとは限りません。未だ、正確に解明されていない病気だけに、患者会での交流は、リウマチと闘う、障害とうまくつきあう、社会に訴えかける大きな力となっています。