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右京区山ノ内にある山王神社さんのうじんじゃの歴史は古く900年以上になります。樹齢700年を経ているといわれる大きな楠木が目立ちます。
中に入ると、境内の横に二つの岩が祀られてあります。これは「夫婦岩」といい、夫婦の和合や安産、子授けの岩として古来より信仰が篤く、古説によると両岩を撫でて子授けを祈り、両岩を左より三回廻って安産を祈る習慣があったそうです。
初宮詣の時には神酒、洗米、梅干をお供えしたあと、梅干の皮で鼻をつまみ、しわのよるまで長命で鼻高出世を祈り、梅干の種は女岩の中央の窪みに納め、神酒をそそぎ子孫の繁栄を祈る習慣は今も伝えられているそうです。
また、境内に水琴窟すいきんくつがあり、一滴の音色が心を癒します。