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病室にご案内した後、病棟内の構造の説明(病院パンフレットに記載されています)
アナムネ用紙に沿って質問させていただく
入院から退院前の流れを説明(必要物品、安静の必要性、点滴、内服薬、食事制限など)
その他:入院前の心身の状態、不安なこと(入院中、退院後の生活など)
内視鏡の検査の必要性、合併症、退院前の流れ
下部の検査であれば下剤服用の効果でトイレに頻回に行くことになります。検査後は安静が必要なので、トイレ以外はベッドで安静にして過ごして頂きます。
上部の検査の場合は、検査終了後から飲水も禁止されているので、口腔内が乾燥している場合は、うがいで対応させて頂き、検査後の採血で飲水許可の判断となります。
下部と違って、飲水や食事開始が遅いことが特徴です。特に膵胆管の場合は、緊急で入院となる経過が多いため、入院当日から絶飲食となり、安静保持が必要でトイレへ歩くことも制限しますので、ベッド横にトイレを設置する場合もあります。
*疼痛や不眠などがあった場合は、直ぐに対応できるように医師と協働して指示を確認しいます。早急に対応します。
*退院後の食事について不安がある場合は、栄養士からの栄養指導を受けて頂き、安心して退院後の生活を過ごして頂くような対応を行っています。
*検査で組織を採取された場合は、検査結果に10-14日以上かかるため、入院前に通院されていた医院へ結果を報告しますので、そこで説明されることとなります。
誤嚥性肺炎や尿路感染、胃腸炎など、免疫力・栄養状態など低下している高齢者の入院が多いため、認知症の方もおられます。
身体に苦痛が出現していると「せん妄」を起こされることもあります。そのような状態を目の当たりにすると家族の方はビックリされ不安に思われますが、病状が軽快することでせん妄状態も落ち着いて来ます。
状況を知っておきたい方など気軽に質問して頂き、また今後の相談を1階の患者サポートセンターを含め、機能訓練士とも連携を図り一緒に考え、より良い状態で退院後の生活を考えていくように心がけています。
繰り返さないように、地域の医療機関や訪問看護、ヘルパー、施設職員など協働して、患者さまがどう過ごしていかれることが最善なのかを話し合っていきます。