公益社団法人 京都保険会 京都民医連中央病院

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地域包括ケア病棟

地域包括ケア病棟の紹介

地域包括ケア病棟は、住み慣れた自宅で生活を続けるための支援を行う病棟です。専門職が連携をとり、住み慣れた場所での生活へ早期に戻る事ができるよう生活リズムを整えながら日常生活支援と退院の準備を行います。

例えば、入院をきっかけに介護サービスが必要となった方、新たに介護サービスの内容を見直す必要のある方、自宅でトイレまで歩く為の練習を必要とする方など、入院される患者さまの目的はさまざまです。

地域包括ケア病棟では、医療・看護・介護・リハビリテーションの相乗効果により、自宅での豊かな生活を目指します。

 

入院中の過ごし方

入院時には看護補助者が患者さまやご家族の方が、少しでも早く入院の環境に慣れ、安心していただけるように、病棟のご案内や入院に必要な事項を確認させていただいております。

入院中は、医師により体調の確認をおこない、看護師や介護福祉士が毎日、患者さまのご様子を伺い、24時間を通して「住み慣れた自宅・地域で生活する」という視点で、起きる事、食べること、入浴、排泄することなど、生活の基本であり一番大切となる動きを、リハビリスタッフと連携をとりながら、訓練室ではなく、病棟の生活の中で練習する「生活リハビリ」をおこなっています。

他にも、午前中はリハビリスタッフによる「小集団のレクレーション」をおこない、昼食時にはホールに集まり、ラジオ体操やえんげ体操で体をほぐし、和気あいあいと食事をしています。

午後からは介護福祉士を中心に、入院生活の中にも「楽しさ」を感じる事ができ活気ある生活を目指して「集団レクレーション」も行っています。

 

自宅に帰るための調整に向けた関わり

 

病棟師長よりひとこと

病棟スタッフが患者さまのご自宅へ訪問させていただき、退院後どのように生活されているかなど、お伺いする「退院後訪問」もさせていただいています。

住み慣れた自宅で穏やかに過ごされている患者さまのご様子を見させていただくことは、私たちスタッフにとって自然と笑顔がこぼれ、明日への活力をいただく瞬間です。

ゆっくりとした時間の流れの中、患者さまにとって最善のケアと支援に、スタッフ一同尽力いたします。どのような事でも結構です、いつでもお声掛けください。