毎年恒例のENS(Egg Nurse Step →(to) Be)・・・近畿地協看護学生ゼミナールが、8/9~10にかけ、 シーサイドホテル舞子ビラ神戸で開催されました。京都からの看護学生の参加は残念ながら9名と少なかったのですが、全体では職員合わせ、113名の参加となり、楽しい1泊2日を過ごしました。
◆全体テーマ「絆~Let’s wide the circle of friend Ship in ENS~出会いを大切に」
◆学習テーマ「被災者によりそう活動」
◆テーマソング ゆずの『hey 和』
1日目前半は、学習の時間。
①「放射線・放射能の基礎知識」、「疾病と放射線との関係」、「原発事故の歴史」、「放射能汚染による食物への影響」、「原発推進派と反対派の対話」を学習班が発表
②福島民医連 郡山医療生協の佐藤唄子看護部長より、「この街に住み続けるために~私達の取り組み~」と題して講演をしていただきました。震災事故、その後今なお、苦しめられている原発事故について、震災直後の病院の対応、現在の取り組み(線量測定・除染活動・甲状腺検査・被曝軽減・・特に子どもたちに安全な遊び場を)や、学び続けること、3.11を忘れず、今何が起きているかを伝え続けることの大切さを話されました。
その後、グループディスカッションをしましたが、福島原発事故は、そこに生きる人が普通に生活できなくなった=人間の尊厳を奪ったことを、改めてまざまざと感じさせられました。遠くの事故ではなく、同じ日本で起こったということを忘れず、私たちも考え、行動し続けていかなければと思いました。