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研修医のつぶやき

初期研修を行っている研修医が、医学生の皆さんに、研修病院を選んでいく際に少しでも役立てていただけたらとの思いで、日々の研修の中での経験、感想、思いなどを「つぶやき」という形で書きとめて発信しています。

当院の初期研修の様子については、当ホームページ内でご案内をしていますが、それぞれについて取り組んだ感想なども「つぶやき」の中に出てきたりします。また、患者様を担当しての日々の苦闘、苦労、悩みなども率直に出されています。

毎日忙しい中での書とめですので、ぼちぼちの掲載となるかと思いますが、ご一読下さい。

 

最新のつぶやき


平成29年6月15日

こんにちは初期研修医一年目のおうぎたにです
入職してあっという間にニヶ月が経ちました。
あっという間過ぎて本ブログ、「研修医のつぶやき」の更新を完全に忘れていました。
これからは張り切って更新していくので暇な時に覗いてやって下さい。

このページをみているみなさんはきっと、「研修医ってどんな生活をしているの?」という疑問を持っていると思います。そんな疑問を解決するために少しでも役立てて頂ければ幸いです。

まずは初期研修医の1日はどんなかんじなのかざっと説明を

我々初期研修医の一日ですが、まずは朝の採血から始まります。
朝の7時30分に集合して患者さんの採血をします。
「そんな時間に起きられないよ、、、」って思った方もいらっしゃるかと思いますが、毎日ではなく初期研修医が持ち回りでやってるので毎日起きないといけないわけではありません。安心して下さい。

8時45分から朝礼がありこのときに自分の担当する患者さんが割り当てられます。
上級医の先生が経験すべき症例を選んで割り当ててくださるのでとても効率よく学習しながら仕事ができます。

患者さんが割り当てられたら、様子を見に行ったり検査結果を評価し、カルテに記録します。疑問があれば指導医の先生に聞くと、とても丁寧に指導してくださるので安心して診察できます。
その後は必要に応じて追加の検査薬剤の調整、治療をしていく事になります。

以上がだいたいの1日の流れになります。

我がKMCHの特徴は上級医の先生方が非常に面倒見が良いことです。お昼には色々なレクチャーや研修医が疑問を共有できるカンファレンスがあり、疑問に思ったことを逃さずに学習できます。

同期の仲も良く、節目にはみんなで飲みに行ったり、ふとした疑問を共有したり毎日楽しく過ごしています。

医師という仕事は責任があり、楽なことばかりでは無いですが周りのサポートが充実しているので無理なく仕事をすることが出来ます。
「もっといろいろ知りたい」「研修医のしごと見てみたい」というかたは病院見学も大歓迎です。百聞は一見にしかずなのでぜひ遊びに来て下さい!

 


平成28年12月20日

月に一度の関連病院での研修医会議、今月は綾部にある京都協立病院での会議でした。

協立病院は新しくなって13年目の比較的新しい病院なので、施設がかなりきれい!私が学生の頃も何度か実習に訪れていましたが、まだまだ美しいままです。

病院の施設見学をした後は、普段通り研修医同士で連絡事項を共有し、それが終わると協立病院のT先生から糖尿病に関するレクチャーがありました。

T先生は家庭医のspecialistかつgeneralistで、これまた私が大学一回生の頃からお世話になっている先生です。尊敬出来てかつ憧れる先生のうちの一人。いつお会いしてもカッコいいですね~。

今回の講義は、学生のころならあまりリアルに感じられなかったかもしれない、臨床を少しでも経験した後だからこそ身に染みる、そんな為になるレクチャーだったのでした。

レクチャーが終わると、病院のすぐお隣にあるお店で交流会。立派なフグのフルコースに舌鼓を打ちつつ、先生方や職員の方たちとおしゃべりに花を咲かせました。

いや~、おなか一杯夢いっぱい。 来年の夏には地域研修で協立病院の皆さんにお世話になる予定なので、T先生達と一緒に釣りができる妄想を膨らませて、特急に揺られてぐうぐう寝ながら帰路についたのでした。
今回の写真は、円町から電車に揺られて綾部へ向かっている間の一コマ。

…みんな疲れてるのかな?(笑)

 

 


平成28年11月17日

祝!フルマッチ!来年入職してくる皆さん、一緒に研修できるのを楽しみにしています!

我々1年目研修医には威厳の欠片もありませんので、全く恐れることはありません。お父さんキャラ(というかお父さん)からおふざけ担当(飲み屋ならおまかせ)まで幅広く取り揃えており、一緒に楽しく学べると思います!私のような自称常識人もおりますので、きっとあなたに合う先輩が見つかるのではないでしょうか。

最近はですね、我々1年目研修医の中では、円町周辺の飲食店を巡る動きがあります。先輩ドクター方や他職種の方々に、ちょくちょくお店を教えてもらっています(時には患者さんからの情報も?)。病院近くのラーメン屋さんとかとんかつ屋さんとか美味しいですし、最近行った中では魚系の呑み屋さんが私の中でお気に入りですね。京都って飲食店が多くて素敵です。来年入職される方は、ぜひ一緒に行きましょう!

進路選択中の5年生以下の方々は、ぜひ一度病院に遊びに来てみてください。聞きづらいことでも、ひっそり聞いてもらえば何でもお答えしますよー。

あと、真面目な話は他の人のつぶやきに載っているはずです(笑)ぜひそちらをご覧ください!

 


平成28年10月14日

は~いおふざけ担当参上っ!とうっ!
はじめにいっておくと、今回は写真で楽をする方針だよ☆

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先日の10/7(金)、私たち一年目研修医5人は、東京で行われた「臨床研修交流会」に参加してきました。

この企画は簡単にいうと、全国の民医連加盟病院で研修をしている若手医師やコメディカルが、自分の病院での取り組みを報告し合うというもの。

うちの病院からは、同期の頼れるお父さんA氏が中心となって(というかほぼ全部一人で笑)、準備・報告をしてくれました。
具体的な内容はここで全ては書ききれないけれど、大体こんな感じ。

~ 当院の若手医師からベテラン医師まで広くアンケート(何故この病院を選んだのか?その際の魅力、逆に不安材料は?etc.)をとり、その結果(実に約40人分!)を分析して、「京都民医連、はては全国民医連よ!売り出し方もっと工夫できるんじゃないの??」と提言を行う ~

…う~ん我が同期ながら、視点がキレッキレやで。流石、元○○○ー○のカリスマ人事やで。

てなことで発表は大盛況!
残念ながら、昨年のKMCH倶楽部主催者様のように最優秀賞受賞とまではいかなかったけれど、とっても誇らしい報告ができたのではないかと思っております。

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…ん?
なんだか真面目な投稿になってしまっているじゃない。
大丈夫大丈夫、東京じゃここぞとばかりに美味しいもの食べに行って、飲みまくっております。んもーA氏なんかベロベロ。
そんな同期同士の仲をさらに深めた東京ナイトの様子をチラ見せ。可愛い自慢の同期達です。

かくして、現在外病院に出ている私は一週間ぶりに会った同期達から元気をもらったのでした。

ちなみに、10月から救急研修で母校の大学に戻っているのですが、KMCH以外の初期研修医の様子が知れて…改めて当院の研修を選択して良かった、この半年の研修は無駄じゃなかったんだ、と確信できました。
偶然一回生で奨学金をもらうことになって、気づいたらまんまとここで研修をしているけれど…
指導医の先生方にめちゃくちゃ恵まれていること、勉強の時間・チャンスが十分確保されていること、臨床で本当に必要な知識・手技・立回り方を十分な症例・経験に基づいて身に付けるられること…等々。

あっ、また真面目になってる!
やめたやめた、くどくなるからここで終わりにしますね。
また気が向いたら投稿しまーす、では!


 

平成28年10月5日

初期研修が始まって、早いもので半年たちました。大変更新が遅くなり、申し訳ありません。

さてこの欄を見ている方には、京都民医連中央病院を将来の臨床研修の候補として考えておられる方も多いと思われます。
そこで今回は当院の臨床研修について、私の経験した入職後半年間を中心に、大まかに説明していきたいと思います。

・オリエンテーション
4月上旬に行われます。病院全体の入職式やオリエンテーション、処方・指示・検査・治療などを行う方法、救急外来での診察、救急車同乗研修、臨床研究の基本などを学びます。

・内科研修
4月後半より始まり、循環器内科、消化器内科、呼吸器/神経/総合内科を各々2カ月づつローテートします。
担当した症例それぞれについて、問診や身体診察、日々の回診、サマリー記載、処方や検査を行います。
当初はシャドウイング(上級医の先生方の方針の後追い)が中心となりますが、だんだんと、治療方針の決定・面談・各種の手技等に関わっていくようになります。

・看護研修
当院の病棟看護師は3交代制(日勤、準夜、深夜)となっています。それぞれの勤務帯に1度づつ入り、病棟での日々のケアや処置について学びます。
ふだん体験する機会がなかなか無い手技も経験できる貴重な機会です。

・多職種症例発表会
9月末ころに開かれます。担当した症例1例について、多職種協働でどのように研修を行ったかを振り返ります。

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ここまでが、4〜9月の半年間の流れです。10月以降は、
・外科研修 ・整形外科研修 ・集中治療/救急研修 ・麻酔科研修
これらを各々6週間づつ(多少揺らぎがあるものの)ローテーションし、1年目は終わっていく予定となっています。
初期研修2年目は、産婦人科、小児科、精神科、地域研修がDutyとして有り、半年前後の自由選択期間があります。

この他には年間を通じた内科当直があり、救急車やwalk inの救急外来の診療、病棟での様々な必要に対応する仕事があります。
当直は基本的には月4回程度ですが、頻度は各自の要望に応じて変えることが可能です。


 

平成28年8月23日

こんにちは。
去年入職したんですけど、一年病欠しまして、今年の5月から復帰してます。
病欠明けということで、色々配慮していただいて、本当にありがたく、良い病院に就職したなぁと思います。
受け持ち患者さんも少なめで、当直もまだ入っていないので、医学知識も実技もだいぶ遅れを取っている感はありますが、体調崩して休むよりはよかろう、と思ってボチボチやっています。

カルテはSOAP式で書くものですが、(S:患者さんの主観的な訴え O:医学的所見 A:所見の専門的解釈 P:今後の治療プラン)、知識が足りない僕にはOAPはなかなか難しいので、代わりにSを丁寧に書くようにしています。
案外、会話というものも治療に役立つような気がします。

ヒポクラテスという昔の偉い人は(医学の父ですね)、医療で一番大切なことはクリニコス(klinikos)だと言ったそうです。
クリニコスとは、「病人の枕元で話を聞くこと」だそうで、これがのちにクリニック(clinic)となり、日本では「臨床」と訳されたんだとか。

ハンガリーの精神科医マイケル・バリントは、ありふれた病気の多くは、医師が与える薬によってではなく、「医者という薬によって治る」と言ったそうです。
顔を出しただけで患者さんが元気になってしまうような医者になりたいなぁ、と思うので、doctor as a medicine が今の理想です。
なろうと思ってなれるものではないかもしれませんが笑、ボチボチやっていこうと思います。

これではちょっと分量足りないかもなので、ちょっと追加。
「言葉」という言葉がありますが、
言(こと)というのは命(みこと)につながるそうです。
日本では神様のことを~命(~のみこと)と言うように、命というのは神様そのものである、という考え方があります。
また、葉、というのは仏の世界に通ずるところがあるようです。(一遍上人の口から、6つの葉が出ている像がありますが、あれは南無阿弥陀仏を表すそうで)
つまり言葉とはかみほとけである、と教わったことがありまして、言葉は丁寧に使わねばなぁ、と思った次第でした。
ちなみに、ほとけは「佛」とも書きますが、右側は絡まった蔓を縦に切っている様子らしく、つまりほとけ=絡まったものをほどく人、ということだそうです。

それでは今回はこのへんで。


 

平成28年8月1日

こんにちは!!!
いや~暑いですね、毎日。
夏!!!
ビール!!!
のみてぇ~~~~~!!!!
っというわけで、飲んじゃいましたよ。ビール。
昨日、研修医1年目の「ひよこ軍団」で。
ふらっと、「行くか!」みたいな、雰囲気で。
誰からともなく。

近くに行きつけの店があるんです。
病院から徒歩3分、円町駅からも徒歩3分。
「山頭火」というNiceなお店です。
外観は完全に和風建築の素敵な個人邸宅なんですが、門あけて20m歩いて引き戸をガラガラ開けると
何とも居心地の良い居酒屋空間が広がっているのです。
ふすま開けて個室でしっぽりと。
さぁて、真面目に日本の医療の未来について語ろうか!!
とも思いましたが・・・すみません、99%馬鹿話に花を咲かせちゃいました。
・・・100%かも・・・
え?何話してたかって?
内容なんてとてもとても、「なんも言えねぇ・・・」 ←もうすぐオリンピックなんで北島選手っぽく。古いか。
まぁまぁ、たまにはそんな日もあっていいでしょう・・・笑

でもね、数時間1年目で飲んでて、愚痴なんか全く出なかったんですよ。本当に。
毎日大変だけど前向きになれているんですね。
それもこれも諸先輩方や、同僚の皆さまのおかげなんです。
完全に。恵まれてるな~!って心から思います。

この場を借りて(?)職場のみなさまへ御礼申し上げます!
ありがとうございます!!

さて8月は研修医1、2年目で納涼ビアガーデン行く予定です。
それまでは仕事頑張るぞ~っと!!
ビールでエナジーチャージしてご機嫌な1年目研修医でした。

明日は当直だし頑張ります!!
それにしても出会って4ヶ月なのに、もはやずいぶん長らく腐れ縁があるみたいな雰囲気な同期がいてよかったです。(^^)y


 

平成28年7月21日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
鬱の字が将に似合う超高湿度の梅雨時が何故「水無月」と呼ばれるのか思いを馳せる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

漸くにして梅雨明けですよ、ホント今年は長かった。
引き続き大阪のとある病院で子供たちと取っ組み合い…もとい小児科研修を行っているKMCH倶楽部主催者でございますが、もう洗濯物も布団も乾かない乾かない、なかなか辛辣な状態となっておりました。やっと梅雨明けが発表され、何とか気持ちも晴らしたいと願っております次第です。
しかしこの3連休は非常に天気が良かったですね♪行楽日和な3連休とは何と清々しい!そこで、皆様にはそんな行楽日和で気をつけなくちゃならないことといえば、そう、日焼けですよね~!
最近は日焼け止めもきちんと「SPF」や「PA」といったことを明記するようになりました。できれば一般的にも知っておいてほしいこととしては、「紫外線には3種類ある」「SPFで表示されるのは『遅らせる時間』であって、効果時間自体は人により異なる」「PAがないと日焼けも皮膚がんもちゃんと防げない」「オゾン層破壊の影響は市販の日焼け止めでは防げない」あたりでしょうか。今回のこの話題については、きっと1年目研修医のみんなが力を合わせてここで解説してくださると思うので、どうぞ乞うご期待(ノ≧ڡ≦)

さてさて、オゾン層と聞いて思い出したことが一つ。
皆さんは「オゾンの香り」を嗅いだ事はありますか?あ、決して♪マイアヒ~♪の方のオゾンじゃないですよ(;´・ω・)そう、上空にあるとされるあのオゾンの香りです。えっ、そんなもん嗅げるわけない、ですって?そりゃあ、上空のオゾンはなかなか嗅ぐことができないと思います(-_-;)でもね、実は地上でもオゾンができる瞬間ってあるんです。そう、コピー機が(複写機・レーザープリンタは特に)オゾンを出すんですねぇ。ただし、本当の純粋なオゾンは無味無臭です。オゾンはすぐに還元され、酸素に戻ろうとします。この時に酸素を周りにある物質に渡すことで、その物質が独特の香りを放つようになります。オゾン層も周囲には人間が出したゴミが多くありますから、そのゴミたちが酸化した香り、すなわち古いコピー機の排気によく似たにおいがするわけです。
…ということで、オゾン層にいる気分を味わいたければコピー機を回し続けた時の排気を味わえばよいということになります。さぁ、皆さんもこれでオゾン層体験をっ!!ただし、割と簡単に角膜や嗅神経などにダメージが来ますので、無用な多用はお控えなすって(^_-)-☆


 

平成28年6月29日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます(うわぁ、本当に久しぶりで書き方ちょっと忘れてるぞ!?)
梅雨の「梅」の字に込められた酸味の効いた感情を味わいながら青梅の硬さに改めて驚く今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

今年は1年目が全員リレーで書いてくれまして、KMCH倶楽部主催者としては非常に嬉しい限りであります。特にトリはなかなか発想豊かなつぶやきとなっており、これでワタクシも心置きなくこの病院を卒業できると安心致しました。
それはさておき、当の主催者本人は今京都民医連中央病院におりません。大阪のとある病院にて子供達と大立ち回り…もとい小児科研修をしております。この病院はリニューアルオープンしてまだ数年以内ということで、非常に綺麗な病院でございます。近々京都民医連中央病院もリニューアルを予定している、との噂もあり、ワタクシの今回のミッションは単なる小児科研修だけでなく、リニューアルに向けて何を注意すべきなのか明らかにすることも含まれていると考えております。
ま、そんなことはさておき、小児科研修を行うと色々考えさせることが多いです。子供たちの育成環境が余りに清潔になりすぎてしまったことによる種々の疾患を診る機会も多く、本当にこのままで日本は大丈夫なのだろうかと憂慮することもあります。しかし、この平成の世の中からまさか昭和還りなんてできるはずもなく、今後益々「弱い子供達」ができてくるのではないかと非常に不安に思います。ただ、残念ながら今現在、この平成社会に見合う「強い子供達」の育成法が分かりません。こればかりは、偉い先生方にお任せするとしましょう。

さてさて、強い子供達と聞いて思い出したことが一つ。
特に免疫系に関しては、人間をはじめ多くの生物で配偶子を作製する瞬間に、ある意味天然の遺伝子操作をランダムで行っています。では、これを人工的に行うことができないか?というのは研究者あるいはSF好きなら誰もが一度は思考する話だと思います。ホムンクルス製造計画や試験管ベイビーといった完全人工生命体の開発から代謝性疾患の遺伝子治療といった実臨床に近いものまで様々な範囲の遺伝子操作が世の中には話だけ溢れています。最近は先天的あるいは後天的な臓器/四肢障害に対して、機械だけでなく人工知能まで搭載してその補助をしようという計画も多く研究されているようです。
…さて、人間と遺伝子と機械は、どこまで仲良く暮らしていくことができるのでしょう?このバランスが破綻すると、とんでもないことが起きますよ?ふふふ・・・(^_-)-☆


 

2016年6月28日

一年目研修医です。
いよいよ回ってきてしもうた。
「つぶやき」
何それおいしいの。
あっ、わかった!今流行りのこんなやつやな…任しとけ!

#ハッシュタグっていうんでしょ知ってる知ってる
#カルテ記載ならナンバーだから本当は番号が要るんだって
#ツイッターアカウントもってない
#インスタもやってない
#時代に取り残されている

#ふざけてません
#私以外の同期が全員真面目なだけ
#皆つぶやきって量じゃないとんでも長文
#しかも凄く良いこと書いてる
#トリでプレッシャーに負けた結果がこれ
#KMCH倶楽部主催者様申し訳ありません

#あっという間に3ヶ月が経ちました
#まだまだ「先生」に慣れません
#自分が呼ばれていると気付かないこと多々あり(無視してないよ…!泣)
#患者さんも看護師さんも事務の方も指導してくださる先生方も皆
#人生の大先輩方がこんな私を「先生」と呼びます
#それは「早く先生と呼ぶに値する人になってね」というメッセージと受けとめて
#出来ないことや失敗だらけで毎日凹んで夢でうなされつつも
#出来ることや知識を1つでも増やしていけるように
#研修できたらと思っています
#研修内容が全く伝わってこない?
#他の四人が書いてるからオッケーオッケー
#まだ3ヶ月しか経ってないけど、同期がこのメンバーで本当に良かったと思ってますありがとうえへへ

#梅雨ってもうそろそろ終わりですか
#ビアガーデンの季節が待ち遠しい
#消化器飲み会めっちゃ楽しかったです
#田○先生の本気見てみたいです
#明日からまた頑張ります
#おやすみなさい


 

2016年6月23日

初めまして1年目研修医です!前の3人がとても熱く語ってくれたのであっさりと書いてみようと思います。入職してから早いものであっという間に2ヵ月が過ぎました。振り返ってみると内容のつまったオリエンテーションから始まり、いよいよ病棟デビューを果たすも、右も左もわからず多くの方々に助けられながらなんとかやってこれたという2ヵ月でした。

そんなどたばたしている中で入職したての4、5月は春休みやGWの期間ということで何人かの学生さんが病院の見学に見えました。
せっかくいらっしゃったのにも関わらず、ひよっこの僕らが教えれることは少なく申し訳なかったです。ですが、僕らがどのように指導していただいているかを見て頂けたのではないかと思います。いよいよマッチングも近づいて来ましたので興味を少しでもお持ちのかたはぜひ見学に来ていただけたらなと思います。

今週から回る科のローテーションが変わります。新しい環境でスタートすることになるので、日常業務や覚えなければならないことががらっと変わり、また新たなスタートとなります。心機一転頑張る次第です!!
みなさんも頑張りましょう!


 

2016年6月7日

今年の新研修医3人目です。名乗ったりはしない感じのようなので、そんな感じでいきます。ついに研修医のつぶやきが回ってきたということで、熱いメッセージを書きたいところなんですが、私の言いたいことは奇遇にも先の優秀な2人が大体言ってくれました!(というかハードル高いです)。そして後の2人もデキレジで、きっと素晴らしい文章が上がってくると思います。もしかしたら、待ち切れずにもう書き始めているかもしれませんね。他の人のつぶやきに期待しつつ、私は最近思っていることをただ漫然と書き散らかしたいと思います。

さて、時間がたつのは早いもので、私たちが病棟デビューしてから一ヶ月ちょっとが経ちました。最近ですね、私は時間の使い方について考えることが多くなりました。少しずつ仕事に慣れてきたのですが、そうすると今度は時間が経つのがとても早く感じます。気づいたら終わってるんですね、一日が。そしてやり残した書類に焦る。こんなことが一定の頻度で(頻度は想像にお任せします)発生しています。別に遊んでいるつもりはないんですが。。。でも、だいたい原因は分かっていまして、自分の場合は優先順位のつけ方が甘いか、デューティを過小評価しているかです(デューティってカタカナで書くとイマイチかっこよくないですね)。定時だけでいえば9時から5時の8時間あるのですが、そこからカンファレンス、手技や面談、救急外来などの時間を考慮すると、病棟業務の時間は意外に少ない日もあります。病棟業務の内容は担当患者さんの問診、身体診察、検査結果などをアセスメントし、soap形式でカルテを書くこと等です。退院サマリー、診療情報提供書の作成や、その日新しく担当した方の入院ノートも作成します。日々感じるのは、病棟業務に割り当てられる時間も、やるべき内容も日によってバラツキがとても大きいことです。その中で、患者さんの状態をアセスメントするためには疾患や検査について学習が必要になるわけですが。。。それに時間がかかることも多く、知りたいことが解決するまでやっていると、他の仕事が後ろにずれていったりします。かといって、アセスメントに要りますので家に帰ってから勉強するのでは遅かったりもします。ついつい目の前のことに集中すると、時間をかけすぎてしまいます。私自身は昔からそんな性格なので、良くあることですけどね。

振り返ってみて、病棟業務の時間が極端に少なかった日は、まあ仕方ないかなと思います。でも、時間はあったはずなのに仕事が全然終わってない日もあります。そんな日を振り返って思うのは、今自分がやっていることはどの程度の優先順位なのか、それにどの程度の時間をかけていいのか、その辺りの配分をもっと考えていくことが大事だったかなということです。それを考えて実践するのは、とても大事なトレーニングだと思います。あと、決められた時間の中で仕事をこなすこともですね。やり残したことは17時以降にやってもいいのですが、遅れると他の人に迷惑がかかるものもありますし、病院にいる時間が長くなってくると、それは意味のあるものなのかどうか考えてしまいます。有意義なものであるならいつまででも残りますし、特に不要なものなら結局誰も得しないような気がします。単に働いた時間よりも、どれだけのことを学んだかを大事にしたいですね。今となっては随分昔のことに思えてしまう学生時代、テスト期間になるとポテンシャルという言葉が流行りました。それは、赤点を回避するという目標を、少ない労力で達成する能力を指すと解釈していました。学生時代は学業以外にも部活動や課外活動など、各自が取り組むものがありました。そのため、人によっては赤点を回避するということに大きな意味がありました。今は医者が本職です。最初から赤点回避だけを狙わず、いきなり秀とは言いませんが、まずは可、そして良、なんとか優、いつかは秀と、可で満足しない心構えで臨みたいと思います(注:今の段階では可も危ういです)。研修医と呼んでもらえる期間は2年しかありません。この短い時間の中で、自分がどれだけ成長できたかを大事に考え(もちろん患者さんの利益は最優先です)、そのためには労力を惜しまずに頑張りたいですね。また、時間は有限であることを本当によく感じます。限られた時間をうまく使う能力も洗練させていきたいですね。

以上、最近なんとなく感じていることでした。
私、文章内で、決められた時間の中で仕事をこなすことにも言及していますが、そもそもこの文章の提出が遅れていることをお詫びして、初めてのつぶやきを締めたいと思います。
m(_ _)m

 


 

2016年5月24日

今年から研修医になりました。よろしくおねがいします。

突然ですが…このページは「研修医のつぶやき」という名前がついています。
つぶやき、は、独り言、です。大上段に立ってぶつような演説ではなく、だれに聞かせるわけでもない、ただ自分の気持ちを整理するための言葉。
そういう、「病院のパンフレットでは載らないような、ひそやかに話される独り言」を書くのも、このページのひとつの役割かと思っています。そういうわけで、以下の文章は、いまの私の、愚痴、のようなものです。


病棟デビューが始まって、6週間程度たちました。私の今の受け持ち患者さんは、4人、です。
4人、という数字。多いでしょうか。少ないでしょうか。

この問いの答は、捉え方によるかもしれません。
最近、ほかの病院に行った、大学の同期の研修医と飲む機会があり、そのときに研修医の生活に話が及びました。当然彼は同じ研修医1年目ですが、7,8人の患者を担当しているようです。彼から見れば、4人、という数字は少ないでしょう。でも、病院実習で大学病院や市中の実習を行っている学生に、かりに5人の担当患者を割り当てたならどうでしょう。ブーイングでは済まないと思います。

では、私自身はどう思っているかというと、「多い」と思っています。
一人の患者さんを診ることは、思っているよりもずっと大変なことでした。まず当然のこととして、患者さんがかかっておられる病気について知らなければ話になりません。しかし、その疾患は往々にして、その病気だけで一冊の本が書けるほど奥が深いものです。本気で勉強しはじめたら、時間はいくらでも過ぎていきます。入院前の生活をしっかり聴取しなければいけません。なぜなら、治療のゴールはその情報に基づいて決まるからです。入院前に歩けなかった患者さんに、歩くことを求めることはできません。

患者さんは食事はどの程度食べられていますか?それは治療が順調かどうかの重要な指標です。食べられていないなら、もしくは明らかに足りないなら、食事内容を変えなければなりません。循環器疾患、たとえば心不全ならば、尿量が必要です。でも尿量はどうすれば知ることができるでしょう。自分で尿量を測ったわけではありません。電子カルテの経過表を見れば書いてある?その電子カルテの情報は、どんな職種のひとが、どこの情報を一次情報として、どんなプロセスで書いたでしょう?そのプロセスのどこかにミスが紛れ込み、見当違いな量になっていることもあります。病棟のブースによっても記録の流儀はそれぞれ違い、集中治療室は0時〆で、一般病棟は10時〆だったりします。

患者さんのリハビリはどの程度進行していますか?リハビリは、既存の薬をはっきりと超える効果があり、治療において非常に重要な部分を占めます。リハビリを行う作業療法士や理学療法士さんと話をせず、オーダーだけ出して任せっきりで良いでしょうか?リハ担当の先生は、「そもそもリハビリのゴールをどこに設定するか」や「この運動は行わせて良いか」「収縮期血圧がリハビリ中に140を超えたらリハを中止すべきかどうか」「SpO2が運動によって低下した場合、酸素の流量を上げてよいか」などの問いに対する答えを持っていますか?もしも持っていない場合、医師側からアプローチが必要になります。でも、療法士さん個人はPHSを持っていません。リハビリテーション室に行きましょうか?
患者さんの御家族さんは協力的でしょうか。酸素の流量は今のままでよいでしょうか。つながっている尿道カテーテルは、いつまでつなげておくのでしょうか。夜はちゃんと寝られていますか。自分の出した検査の意味や目的を把握できていますか。掘り始めたら、きりがないほどに疑問は尽きません。

それぞれの患者さんに、このような問題が内包されています。看護の話、リハの話は関係ない?でも、病室に行くと患者さんからは質問されます。しっかりと対応しようとしたら、私は、4人でもとてもとても追いついていないというのが現状です。そもそも、私は数か月前までは学生で、実習で割り当てられたほんの一人の患者さんの把握にも四苦八苦していたのです。研修医になったからといって、診療能力が急に伸びてくれるはずもありません。

また、いくつも疾患を持った方と、既往のない一つの疾患のみで入院されておられる方では、かかる労力もかなり違います。1人の患者、といっても、掛かる重みはかなり違います。疾患が少なければ楽かというとそうでもなく、たとえば糖尿病などは患者さんの生活習慣に噛んでいかねばならないですから、しっかりと診ようとすると単一の病気でもかなりの体当たりでぶつからねばなりません。
何人持っている、という尺度に、そもそも大した意味など無いのかもしれません。

でも、どうしても患者さんを沢山持ちたいと思ってしまいます。
少ないと勉強できないのではないか、サボってしまわないか、早く一人前になりたい・・・等々の思いが、焦りを生みます。
日々悩み,反省や後悔もしつつ,毎日を過ごしています。


 

2016年5月17日

みなさんはじめまして。

4月から初期研修医1年目として京都民医連中央病院でお世話になっています!!

私たちの同期は総勢5名。いずれもいぶし銀の精鋭ぞろいです(嘘)。

・・・じ、実は、まだ病棟に出るようになって、たった3週間あまり。まだまだ右も左も上も下も分からぬピヨピヨ軍団なのであります。
オーダー一つ出すにも、「ほんまにこれでええんかいな・・・」と手を震わせる毎日。「こんなときもあったなぁ」と笑える日があるのを信じて頑張っております。

さてさて、デビューして3週間、と聞くと、「ん?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
「だって、もう5月の半ばに差し掛かってるんだから、もうちょっと経験しているんじゃ・・・・」とお思いかもしれませんが、そうなんです、実は僕たち3週間もの間、オリエンテーションがあるんです。他の病院のことはあまり分かりませんが、2日くらいでオリエンテーション終わってもう3日目から現場、、なんてとこも多いって聞きます。僕らも最初は、「3週間?長っ!!」と思った節もありました。

・・・でも今は3週間あってよかったなって思います。その3週間でどんなことをしたかという詳細については割愛しますが、(聞きたい人は見学に来よう!! 笑) 僕はその3週間、非常に有意義な時間を過ごせたと思っています。

その理由はざっくり言ってしまうと、「いい準備をしたい」という某サッカー選手の言葉に象徴されていると思います(別に僕らはアスリートでもなんでもないんですがね・・・)。2年間の研修医人生のうち(そして長い長い医師人生のうち)、たった数週間現場に出ることが遅れたとしても、そこで準備したことが必ずあとから効いてくる、もっと言うと一つひとつの研修での経験から得られることが、準備をしっかりしておいたおかげでちょっとずつ深くなる。そんな気がしているんです。

具体例を挙げると、半日かけて模擬患者さんを招いての、模擬医療面接会を行ったのですが、そこでは、3つの症例について、自分なりに面接をしてアセスメントをしてプレゼンするという流れを実施しします。そのあと上級医の先生と、模擬患者さんから様々な角度からフィードバックを頂きます。

そこでは自分では思いもよらなかった思考の癖、抜け漏れをズバズバ指摘されて、まぁ目から鱗が落ちるわけですが、こういう種々のフィードバックを心に携えてから、実臨床に望むと患者さんとのコミュニケーションをするにも、一味も二味も変わってくるような気がするんですね。
勿論、日々の臨床の中でも気づいたことは先輩が指導してくれるわけですが、コミュニケーションの質をそこまで吟味してくれる機会などそうそうないわけで。そういう意味で、「自分を知る、病院を知る、医療の流れを知る」そのための準備はかけがえのない時間にもなりうるわけです。

当然、今年のものがベストというわけではなく、僕たちが受けたオリエンテーションでも改善すべき点は多々あると思っています。そこについてはもう1年目みんなで意見出しを終えていて、僕らも関わりながら今後より良いものに変えていく予定です(この病院は意志を持って意見をする人の声に耳を傾ける風土はあると思います。そこはこの数週間でもビシビシ感じてますよ)。

だから、来年のオリエンテーションに関しても、こうご期待!・・ということで♪
以上、しょっぱなの投稿は割と堅めな内容になっちゃいましたーー。


 

2016年5月12日

奈良民医連所属の2年目研修医です。京都民医連中央病院産婦人科で研修させていただいています。奈良県には産婦人科研修ができる関連施設がないため、大阪の耳原総合病院、京都民医連中央病院、尼崎医療生協病院のご協力のもと、研修させていただくことになっています。私は、京都の風情、趣のある雰囲気に惹かれて京都での研修を希望しました。産婦人科には出産という他科にはない魅力があり、赤ちゃんが出てくるときには毎回、泣きそうになるぐらい感動します。陣痛に耐え、必死に頑張る妊婦さん、それをそばで励まし続ける家族、赤ちゃんが産声を上げる瞬間、赤ちゃんを抱くお母さん、この光景は人生の中でも最高の瞬間の一つではないかと思います。生命誕生の瞬間に立ち会えるというのは産婦人科医だけに与えられた特権ではないかと思います。婦人科では、様々なオペの経験をさせていただきました。骨盤臓器脱、卵巣嚢種核出、子宮全摘、卵巣摘出などの手術を経験させていただきました。産婦人科の先生方をはじめ、スタッフの方々にはいろいろなことを丁寧に教えていただいて、充実した研修をさせていただいています。また、京都の研修医の先生方と食事に行かせていただき、仲良くなることができました。京都での研修も残りわずかとなりましたが、京都を満喫したいと思います。京都のみなさん、ありがとうございました。


 

2016年5月9日

写真:KMCH主宰者近影

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
金色に輝く週間が急を告げるが如く唸った初夏の薫風にさらわれていった今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

今年は何かと事故などの多い連休となってしまいました。時間も短く、旅人の往来も集中せざるを得ない今年の連休は非常に事故リスクが高いものだったと改めて痛感しておりました。
そんな中、KMCH倶楽部主宰者は同期と初めて遠出を!京都から2名、兵庫から1名の計3名の2年目研修医グループとして淡路島縦断の旅に行って参りました。朝8時には淡路SAに到着、そこからいくつか寄り道しながら鳴門海峡大橋の手前まで攻め入ることができました。新玉ねぎの美味しい季節、1人1玉を堪能しながら、ハーブ園や牧場など初夏の離島を満喫した1日となりました。

さてさて、玉ねぎと聞いて思い出したことが一つ。
玉ねぎは非常に健康的な食材だというイメージは強いかと思いますが、瑞瑞しい新玉ねぎはどうなのでしょう?実は、玉ねぎと新玉ねぎでは基本的に栄養成分は変わりません。どちらも一緒です。しかし、新玉ねぎの方が甘味が強いので生で食べやすいという特徴があり、これによって摂取できる成分に違いが出てくるわけです。特に熱に弱いVitB1と硫化アリルは生で摂取すると良いようです。
・・・しかし、この成分、確かアリナミンに多く入っていたような・・・。
!!そうだ!新玉ねぎが無くなったらアリナミンを飲めばいいじゃない☆by現代のマリー・アントワネット2世\\((♡▽♡))//


 

2016年4月29日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
桜の木々を緑色に染めた晩春の熱風が夏日を呼び込む今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

前回のつぶやきでも話題と致しましたが、1年目が病棟デビューしまして、今更ながら「去年はこんな感じに見られていたんだな」というのを実体験しております。初心忘るるべからず、とは良く聞くフレーズですが、本当にその通りだと思います。

その中でも、さっそく本日、新品の針で自身の指に刺創を作ってしまった研修医が現れました。幸いにして大事故ではありませんでしたが、きちんと病院のマニュアルに則った処置を慌てずに行うことが大切であることを改めて思い知らされました。

そういえば、このつぶやきでも一度マニュアルの話をしたことがありますね(2015年6月10付)。自分でこの文章を書いていてふと思い出すことができましたが、この文字の羅列により非常に助けられたことを思い返すと、大変に感慨深いものがありました。これからもマニュアルとは良い仲になっていたいものです。

さてさて、羅列と聞いて思い出したことが一つ。
羅列と同義語に「臚列(ろれつ)」という言葉があります。しかしこの「臚列」という単語の例文を見るとどの辞書も共通して夏目漱石の著作『虞美人草』の一説が挙げられています。うん?もしや、夏目漱石しか言ってない?寧ろ夏目漱石の造語では!?と考え、色々と調べてみると・・・。なんと、陸奥宗光の著書『蹇蹇録』にも出てきていたんです。おぉ、漱石はそこからこの臚列を引用したのでしょう、ええきっとそうでしょう(笑)
ただ〜し、残念なことに羅列も臚列も英訳すれば "Lined up in a row" あぁ、何て残念な漱石、折角羅列を避けて臚列にしたのに結局その意匠は日本語でしか通じない。。漱石よ、私も貰い涙を風に漂わせようぞ(;_;)


 

2016年4月11日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
散る桜の花弁が一瞬の花吹雪に命を咲かせる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

遂にKMCH主宰者であるこのワタクシも2年目研修医となってしまいました!それはすなわち、1年目の入職を目出度く祝う側に立った、ということでもあります。とうとうこの日が来てしまいました。今までは一番下の立場から色々諸先輩方に甘え続けることができた日々も今日で終わり、これからは指導していく立場にあるという現実が目の前に突き付けられたこととなります。

今年の1年目はまたバラエティに富んだ5人が揃っておりますが、バランスは非常に良いと自負できるメンバーであると確信しております。先日、近畿の民医連施設に新入職した研修医を歓迎するべくオリエンテーションを合同で行いましたが、その際もなかなかの安定したキャラ立ちとお互いを思いやる気持ちで確固たるチームワークが築けている様子でした。これでワタクシも一安心といったところです。暖かく見守りながら、時には厳しく、時にはしっかりと、時には地に足付けて指導していきたいと思います。

さてさて、桜と聞いて思い出したことが一つ。
『願わくば花の下にて春死なむその望月の 如月の頃』とはかの有名な西行辞世の句です(この和歌で『ボーダーオブライフ』という曲が頭の中に流れた方々とはとても良いお友達になれそうです)。
西行法師は一瞬で散り往く桜の花に自らの命の儚さを重ねた情熱家だということが良く分かる一句ですが、実は桜は他の生命体を弄ぶことでも有名なんです。みなさんも何故か桜のトンネルをくぐっていくとどこか晴れやかな気持ちになるかと思いますが、それは花粉にエフェドリンが含まれているためと言われています。小動物が幸せを感じて近づき、受粉率を上げようという戦略なのでしょう。しかし、葉桜になると独特の芳香を放つクマリンという物質を周囲に撒き散らすようになります。このクマリンは他の植物の成長を阻害する目的であり、他の植物があまり育たないように(=自分に栄養が行き渡るように)しているのですね。ですから、桜の木の下にはあまり植物が生い茂らず、結果花見がしやすいスペースが完成するというわけです。ちなみにこのクマリン、化学変化によりとある薬剤になります。そう、「○○リン」と聞いて思い出す薬剤Best5に入っているであろう、抗凝固剤ワーファリンです。ですから皆さんも、桜餅の食べ過ぎにはご注意ください。西行法師が襲い掛かって怪我でもしたら、血がとまらなくなりますよ・・・??ヒィ────(ノ)゚Д゚(ヽ)────!!


 

2016年3月29日

KMCH倶楽部主宰者より、この春研修を修了された全ての親愛なる2年目研修医の皆様へ、この数式を贈呈致します。KMCHを巣立つ新後期研修医に、幸あれ。


 

2016年3月25日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
開花宣言の声を聴き見渡す河辺は桃色どころか枯山水な今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

2年目の先生が松島で風流に浸る頃(詳細は前回の研修医のつぶやきをご参照願います)、1年目は東京で医学生さんに当院を紹介する「レジナビ」というイベントに参加しておりました。当院の臨床研修の特徴などを医学生さんに伝え、実習に来てもらうためのイベントとなっています。世間は買い手市場といいますか、就職難の荒波が押し寄せておりますが、幸いにして臨床研修に関しては門戸が広く設定されているところが多く、医学生さんも自分の目指す臨床研修に合わせて選ぶことができる利点があります。
そういうワタクシKMCH倶楽部主宰者も、レジナビでこの病院を初めて知りました。様々な思いが交錯するレジナビですが、最終的にここを選んだということは、何かのご縁があったんだなと思っております。あれからちょうど2年が経ち、立場も変わってこのレジナビに臨み、ワタクシも年季を重ねたもんだと沁み沁み感じることになりました。未来のKMCH倶楽部主宰者を探すべく、ワタクシもあと1年、頑張ってみましょうかね。

さてさて、東京と聞いて思い出したことが一つ。
東京っちゅうもんは、色々なものをもらえるところですね。最終的には扁桃腺炎を頂きまして39度の発熱がございました。そのおかげでワタクシは入る予定だったオペにも入ることができず、ひたすらふらふらに耐えながら中心静脈カテーテル挿入をさせていただく研修となりました。
東京ってほんと、怖いところですね((+_+))


 

2016年3月22日

おつかれさまです。2年目終盤の研修医です。
この土日は宮城県に全日本民医連消化器研究会にきてました。

この研究会をざっくり言うと、民医連の消化器に関わる医療従事者が全国から集まり、1日目はそれぞれの症例や研究を発表する分科会、2日目はセミナーや記念公演などがあり、みんなで集まって美味しいもん食べながら、勉強しようぜ、っていう集まりです。久しぶりの自分の発表に緊張しつつ、色んな面白い症例や治療方法が聞けて勉強になりました。CFの神様の挿入法のテクニックも聞けたし、帰って早速実践したいー!!!
加えて看護師さんや技師さんの、発表もあったり。チーム医療を感じますね〜。

夜の宴会では地酒の大盤振舞いから始まり、ゆるキャラ登場やまるばつクイズから大御所先生の鉄のハートのアカペラカラオケなど、大規模かつアットホームで楽しかったです★☆
当院からは消化器内科の先生や後期研修医の先生、内視鏡看護師さんとでわいわいときています。あと、外科の先生とオペ看さんも参加されていました。

宮城といえば日本三景の松島をバックに、カキ、牛タン、海鮮のみならずお米とか野菜とか全て美味しいです。あと日本酒は言わずもがな最高です。震災後にオープンしたお店や、きれいに整備されつつある街並みなども見てきましたよ。
来年は沖縄だそうで、消化器系に興味のある研修医や学生さんは是非来て欲しいな〜🎶
今から楽しみです!
帰って1日休んで、また頑張るぞ!

写真は松島海岸で食べた海鮮三昧と、食い倒れのため写真を撮り忘れたため急遽新幹線で撮った一枚。

では〜(・ω・)ノ


 

2016年3月11日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
小春日和どころか小夏日和に襲われ、流れる汗が心の何かを蝕んで空へ昇りつつある今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

華やかな雛祭りが終わり一斉に雛人形が仕舞われたわけですが、この雛人形を飾る風習は、子供の無病息災を願う親心からと言われています。
昔は現代に比べ遥かに小児疾患による致死率が高く、また予防接種の概念もなかったために現代では問題にならないような感染症でも亡くなってしまうお子さんが非常に多かったんですね。また、栄養学も大きくは発展しておらず、子供たちも現在に比べ栄養量自体が少ない状態だったようです。ですので、子供の無病息災を願って飾られた・・・までは良いのですが、単に飾り物として飾られたんじゃないんです。「子供の怪我や病気に関して身代りになってもらうために」飾られたんですよ!だから、雛人形が傷つくことは自分に入るはずだった傷だったってことなんですよ!
・・・なかなか世知辛い世の中ですなぁ。。

さてさて、雛人形と聞いて思い出したことが一つ。
この雛人形、もちろん内裏+雛以外にも様々なキャラクターが隊列を為す不思議な陣形にて構成されているのは皆様もご存じだと思います。これ、実は結婚披露宴を模して作られたとされています。まぁこのあたりのエピソードとかトリビアとかはたくさんあり過ぎて、今ここで書き始めるとキリがなくなりそうなのでやめときます。が、ちょっと待った!結婚式の出席メンバーが自分の身代わりとなって傷ついていく、そして傷つく度に雛人形を可愛がる・・・。Oh Why!? Japanese People\(゜ロ\)(/ロ゜)/


 

2016年2月29日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
チョコレート色の戦争から白き戦争へたった4週間の間に世間が喧噪を迎える今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

さぁみんな、閏うんだ!
今日は4年に一度の閏年、2月の29日でございますよ。研修医の間に2月29日を経験しない医師が約半数いるわけでして、そう考えると何だか今日という日をしっかり生きたくなる気分になりますね。
ちなみに言えば、2月29日を研修医として過ごした場合、必ず同じ年には夏季オリンピックがありますね。逆に、サッカーW杯は研修医時代に経験することがなくなります。
これだけでは医学ではないのですが、医学に絡めて敢えて言うなら、2月29日を研修医として過ごした医師は、同じく研修医の間に最初の日本医学会総会を経験している医師と言うことになります。日本医学会総会とは、明治35年に端を発する日本医学会の最高学会で、これも何と4年に1度しか開催されません。前回は2015年4月に第29回が京都を中心に関西で開催されました(ちなみにですが、今回は史上初となる「多府県合同開催」となり、年譜に残る大会となっています)。なんだ、お偉いさんばっかりの寄合みたいな会で研修医には関係ないじゃん、なんて思っていませんか?もしかしたらそこのあなた、そう、あなたです!このワタクシみたく、この総会で講演をする研修医になるかも、わかりませんよ??人生何が起きるかは、起きてみないと分からないことですから(@_@;)

さてさて、閏と聞いて思い出したことが一つ。
この「閏」という漢字、「閏年」くらいしか普段は聞いたことありませんよね?
実は、この漢字は会意文字、すなわち字を組み合わせることで新しい意味を作り出した字なんですね。その字とはもちろん、門と王。閏日である2月29日は王が門に閉じ籠り、政務を執らなかったことからこの字が当てられるようになりました。そう、王にとって2月29日とは「休日」だったんですね!
えぇい、なら僕たちも王に見習って休んじゃえ〜〜〜〜!!引き籠れ〜〜〜〜〜!!一歩も外に出るまいぞ!おやすみばんざ〜い!!みんなおつかれ〜〜☆\(◎o◎)/ー<※ミ☆PAN!


 

2016年2月18日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
今年春の流行は「青みピンク」との報道に、その行く手を阻むであろう流行のインフルエンザへ恐怖の念を募らせる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

14連投したKMCH倶楽部ですが、2年目の先輩が投稿してくださいましてこのつぶやきも非常にさっぱりとした口当たりになったのではないかと思います。ってか先輩、僕を持ち上げすぎです(笑)
持ち上げると言えば、手術室では必ず患者さんをスタッフみんなで持ち上げるタイミングがあります。絶対あるのはOpe後でレントゲン撮像をするときとベッドに移すとき。一日何回も患者さんを持ち上げることを繰り返しているうちに、手術室スタッフの皆様がだんだん腰痛持ちになっていくというのは職業あるあるなんです。転ばぬ先の杖、ならぬ壊さぬ先のサポーターといったところでしょうか、若いうちからきっちりサポートしておくことは非常に大事だなと痛感致しました。
ただ、最近では一般病棟でも腰痛になる率が高いとのこと、看護教養として「腰痛を来さない持ち上げ方」なども教育内容に入っているようですが、あまり奏功していないようです。多くの看護師さんが同じような悩みをお抱えだそうで、そうなれば個々の問題というよりシステムの問題なのではと思ってしまいます(医学生の皆さんは、公衆衛生の分野で作業環境管理と作業管理との違いを思い出してください)。
そうなったらやはり日本から外に目を向けてみると・・・、なんとオーストラリアではこれをきちんとシステムの問題として考えているではありませんか!とちょっと感銘を受けたはいいものの、結果「リフターの導入」が採用されたようです。人を機械で運ぶという点はもしかしたら日本人の感覚とはかけ離れているかもしれませんが、ひとまず取り組みとしては一つの方向性かな、と思います。となれば、日本もシステム的に何かした方がいいような・・・(^_^;) あ、そうだ!腹巻だっ!これなら腰をがっちりサポートして尚且つ大和魂をふんだんに使用しているから感覚的にも問題ないっ!・・・え??ウエストが太く見えるから使いたくないだろうって??じゃかましい!
見た目よりも腰の方が大事だろうが〜〜〜!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/

さてさて、見た目と聞いて思い出したことが一つ。
今年の流行「青みピンク」ですが(時候の挨拶をここに絡めるとは思ってなかったろ、へへへ<`ヘ´>)、ここ数年来を見ていると、どうも年末付近の温度と関係があるようです。すなわち、暖冬気味だと寒色を取り入れたメイクが、厳冬気味だと暖色中心のメイクが流行りとして持て囃されるようですね。氷の世界のような冬だと見た目からも暖かめな淡いピンクやオレンジ系、逆に小春日和なら若干トーンを落として青みピンクやグリーンなんかを採り入れるといいバランスになることが多いかな、と思っております。そういう意味でも、アイシャドウは数種類のカラーバリエーションを持っておくと便利ですね☆(お前どこの回し者だよ!?)
・・・あ、この冬は何気にピンク+パープル系のアイシャドウ、既に買ってました♥
(やっぱりメイク業界の回し者じゃねぇかよっ!!\(◎o◎)/!)


 

2016年2月16日

こんばんは。2年目研修医です。
このつぶやきを1年目の頃から忘れ続けて書かないでいると、いつの間にかスーパークリエイティブな後輩の手によってKMCH倶楽部なるものが発足されてるという…しかもつぶやきの量もすごい…彼は末恐ろしいですね。ほんま仕事しすぎ、かつ早い。いつもありがとう。

わたしは最近でいうと研修レポートも終わり、あと少ししかない研修医生活2ヶ月をどう過ごそうか毎日慌ただしくしています。いまは2回目の循環器内科を回っていますが、楽しいです。自分の不勉強さを痛感しつつ、心臓という臓器の奥深さに魅了されます。

加えて、週に一度の心エコー実習や救急番、そしてわたしは消化器内科志望なのでカメラ実習もさせて頂いてます。出来ないことばっかりで凹むこともありますが、頑張ってます。

今日は今から緊急気道確保の勉強会に業者さんが来てくれます。がんばるぞ!

さて、このつぶやきの締め方がわからないんですが、そろそろお腹がすいてきたので終わります。医学生の皆さん、遊びに来てね〜。


 

2016年2月12日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
500問を耐え抜いた剛剌の戦士たちが高き蒼天を感慨深げに見上げる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

そうです、遂に第110回医師国家試験が執り行われましたね(はじめて時候の挨拶文と内容が繋がった(・。・; )!受験生の皆様、本当に本当にお疲れ様でした。長い戦いだったかと思います。諦めずに、心折れずに最後までチャレンジすればきっと道が開ける3日間だったのではないでしょうか。このページをご覧になって受験された皆様、「麗雅懿春」となりましたでしょうか??
様々なWebページにて今回の国家試験の総評などが見られるかと思いますが、ワタクシも何やかんやで問題を入手しチャレンジしてみました。全体的な印象としては、確かにどんでん返しが起きそうな問題ではなかったような印象です。難易度もいつも通り、初日が高めで後は落ち着くといった状況でしょうか。去年は初っ端から心因性EDの問題で大方の受験生が「おいおい」と思いながら始まった国家試験でしたが(個人的にはにやにやしながら緊張が解れてありがたかったんですけどね(^_^;))、今回は旅客機の酸素マスク問題(110A7)のような現場から離れた状況での医学が問われるなど落ち着きのあるスタートとなりました。110B39の切開する筋肉など「外科ポリクリをしっかり考えながら回ったか」が問われる問題もあり少々面食らう部分はありましたが、前回に引き続き英文紹介状問題もあり、傾向としても現場意識の問題が高く、出題陣の意図を強く感じる問題が多かったようにも思えます。
研修医となった今、解いていて思ったのが「臨床現場でのアプローチと国家試験の問題との関連性」です。知識問題は確実に去年の今頃の方が上だとは思います。しかし、臨床問題の多くは、実際の現場を頭の中で想像してみると感覚的に問題の意図が見えてくる場合があり、この感覚は去年から明らかに進歩していると感じました。医師国家試験はあくまで「試験」です。問題に対して正解が用意されているんです。ということは、出題者の意図を捉えることができれば正解に辿りつけるわけです。さぁ、これから受験される皆様も是非出題者の意図を見抜いて、出題者を丸裸にして差し上げましょう♡(ここだけ聞くとなんだか禁断の扉を開けているようですが・・・(笑))

さてさて、感覚と聞いて思い出したことが一つ。
史上初・空前絶後の7大タイトルを同時に制覇された将棋界の絶対王者、羽生善治現四冠は、七冠制覇前後で将棋に対するアプローチが変わってきたとインタビューや著書などで話されています。それまではほぼ全ての手を地道に読んで最善手を探す手法だったのですが、現在は「大局観」という全体的な感覚(攻めるべきか、守るべきか、様子を伺うべきか等)を基に大きく方針を立てていらっしゃるそうです。
局面・盤面を広く大きく見渡し、全体的な感性で将棋に相対す。
疾患・背景を広く大きく見渡し、全体的な感性で医療に相対す。
う~ん、良い響きだ!よし、今日からワタクシも大局観で医療するぞ~!!
(いや待て、それには知識と経験が足りなさすぎるっ\(◎o◎)/!)


 

2016年2月8日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
暦に踊る春の字に、吐息の白さとのギャップを恨む今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

研修医には様々な仕事がありますが、なかでもちょっと特殊なお仕事がありました。・・・ってこの書き出しを読んで「あれ?」と思ったあなた、そう、そこのあなたっ!いやぁ、なかなかに鋭い。そうです、前回のKMCH倶楽部もこの書き出しだったんですねぇ。
しかし今回は中身が違います。今回はOSCE(オスキー)対策模擬試験の審査医をさせていただきました。
OSCEというのは、これから臨床実習に突入する医学科4回生が受験しなければならない「実技試験」です。5回生になり臨床実習がスタートすると、否が応でも患者さんを実際に診察しなければなりません。すなわち、一定の技術が必要となるわけです。そこで、その技術が臨床実習をスタートするに足りるものかをチェックするのが、このOSCEというテストなわけですね。
受験者は京都府立医科大学ならびに滋賀医科大学の医学科4回生、計14名でした。
最近の学生さんたちは非常に熱心に勉強されており、なかなか皆さん診察姿がサマになっていました。もちろん、彼らは実際の患者さんに触れた経験が豊富にはありませんが、まずは「形から入る」ことが重要です。実際に診察技量が上がっていくのは次の臨床実習ですし、どうすれば診察できるのかを知ることこそが今の勉強です。彼らはきっと、4月から担当患者さんを診察できるようになる、でしょう!(^_^;)そう期待して已みません☆

さてさて、診察と聞いて思い出したことが一つ。
この言葉、日本語らしいと思いませんか?だって英語だったらMedical examinationとなりますし、どっちかというと検査に近い響きがあります。敢えて直訳するなら「医学テスト」ですが、それだと勉強になるので「検診」と訳しておきましょう。しかし、日本は違うんです!そう、診て「察する」んです!察すればいいんですっ!「この患者さん、こんな感じ☆」おぉ、なんとファジーな響き\(◎o◎)/!奥床しくも曖昧な侘び寂びが溢れる風情に木霊する伝統の日本文化が薫る言葉、「診察」。
・・・えっ、そんなことではちゃんと診断できない?それにOSCE対策講座で診察について一番熱く語ってたのはお前だろって? 何故バレた!?(・。・;


 

2016年1月28日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
氷道に足を竦ませながら特別なスープを希いたくなる今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

研修医には様々な仕事がありますが、なかでもちょっと特殊なお仕事がありました。1月も終わりに近づいて参りましたつい先日、看護学生さんに解剖生理の講義をさせていただいたんですね。
初めて会う19名の看護学生さんたちは学年もバラバラ、所属もバラバラということでなかなかどの範囲をどの深さまで掘り下げて行くか悩みどころではありましたが、1時間でどこまで喋るかを色々考えながら改めて復習してみると、学生時代の教科書相手ににらめっこしていた自分を思い出すようで、何だか懐古に心温まりました。実際に講義してみると、板書しながら対話で色々考えながら学習していくスタイルというものはパワーポイントを使って示すだけの講義に比べ非常に教え甲斐のあるものだなと痛感致しました。正面からぶつかり合うというものは、いつの時代もどんな歳でも大切だと思います。講義後のアンケートでもそのあたりが良かったとの感想が多く、こちらとしても狙いが上手く働いて良かったです。特に、感想文で「改めて考えてみると、何故だろうと考えてみることが多かった」と書かれた方がいらっしゃり、この講義のテーマがきちんと浸透できたことにちょっとした安堵感を抱きました。3月に第2回が開かれるとのことですので、今度はどんなテーマでどんな感じで行こうか、またじっくり考えてみましょうかね。

さてさて、板書と聞いて思い出したことが一つ。
最近は何でも電子化が進んでおりますが、黒板にもその波が押し寄せているんですね。小中学校でも導入が始まっている「電子黒板」なるもの、動画サイトなどでその授業風景を見ることができるのですが、確かに図が綺麗だし、写真とか共有できるのはすごいなぁと思います。ただね、それを見て生徒たちはノートに写さなくちゃいけないんだよ?先生が黒板に綺麗に写す姿を見て「ああやって描けば綺麗に描けるんだ」っていうお手本がなくなっちゃうんだよ?先生が画像を出すのに電子機器を操作し続ける姿ばっかり生徒が見ちゃうんだよ?…それって本当に、生徒のためになるのかな?と時代の落とし子みたく感じてしまうワタクシは、もうオッサンの域に達してしまったのでしょう。

♪ぁ、魚屋の、オッサンが、屁をこいた、ブリ!
あぁ、全身からとめどなく加齢臭が・・・。。。


 

2016年1月18日

毎度御馴染み流浪のつぶやき、KMCH倶楽部でございます。
初春の慶びに染まる小春日和が明けると急に木枯らしがやる気を見せた今日この頃、如何お過ごしでございましょうか。

2016年、来てしまいましたねぇ。
1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとは良く言ったもの、光陰矢の如く過ぎ去っていくラスト3ヶ月となりました。
1年目は外科系研修も経験し、オペ室へも足繁く通い詰めるようになったわけですが、冬とオペ室が交差すると誕生する問題は何でしょう?
そうです、温度なんですね。術者はガウンも着るし、中には透視下でのオペともなると放射線防護服も着用しているので汗ダラダラです。外回りの看護師さんや清潔にならない方々はオペ着のみ、患者さんはもちろんですがほぼ着衣なしとみんな衣服量がバラバラなんです。ちなみにKMCH倶楽部主宰者であるこのワタクシは秘かに汗っかきなので、オペ終了時には汗ダラダラです(笑)そしてオペ室から出ると・・・??そう、寒さとの戦いです。。外はめっちゃ寒いんですよ!オペは個人的に好きなのですが、この寒暖差だけはなかなか慣れないものです。

さてさて、汗と聞いて思い出したことが一つ。
実は人間は常に汗をかいているのですが、普段は動くからあまり気づくことはありません。ですが、動かずじっとしていると、わずかながら汗が溜まっていくことに気付く場合があります。では、もし「いっぱい汗をかいているのにほぼ動かない」という状況ができた場合、どうなるでしょう?
ま、ほぼ動かずに汗をかく状況といってパッと思い付くのはサウナ等ですが、これは周囲の湿度が高く、汗なのか水蒸気なのかよくわからないですよね。何だ、そんな状況ないじゃん!とお思いの方は、是非このワタクシと一夜を共にしてみてください☆ワタクシ、寝相が「死んでるんじゃないか?」と間違われるくらいに動かないまま寝ていることがありまして、しかも汗っかきなので寝汗をそれなりにかく結果、起床時には人型の寝汗痕がシーツについていることが多々あります(^_^;)自分でもたまにびっくりするんですけどね。。
ふふっ、良い子のみんなは、ワタクシが合宿の時に余りにも動かなさすぎて救急車呼ばれたことがあるなんて周りに言い触らしちゃ、ダ・メ・よ?♡


 

2016年1月1日


 

 

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