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乳腺外科

科のご紹介

日本乳癌学会 乳腺専門医認定施設

日本オンコプラスティクサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー実施施設

マンモグラフィ健診施設画像認定(DIGITAL)

概要・治療方針

 

当院では、京都大学大学院医学研究科との共同研究で「乳がん微小環境形成に関わる分子生物学的機序の生体試料を用いた探索研究」をおこなっています。
詳細はこちらをご覧ください。http://www.brca.jp/consult/clinicaltrial/index.html

診療体制

月曜日から金曜日、さらに土曜日まで毎日外来診療を行っています。月曜日には夜間の診療もあります。
充分なご説明をするためには担当医師だけでなくスタッフも含めて予習が重要です。できるだけ事前にご予約を頂くほうがありがたいです。その際、問診票PDF :37KBXLSX:13KB)をご利用いただき、患者様のご心配事や注意すべき点などを整理していただくと助かります。(曜日・時間帯により受付時間が異なりますので、外来診療担当表をご確認下さい。)

診察時間
AM  
    

予約のみ

    
PM
予約のみ

予約のみ
       
         

担当医の変更がありますので詳しくはお電話でお問い合わせください。
病院代表:075-822-2777 「乳腺外来の予約」とお伝えください。

◎…予約なしでもOK

 

受診のヒント

気になる症状がある場合、基本的には検診はお勧めできません。例えば市民検診で受診された場合、異常があってもそれ以上の検査が出来ませんし、正式な結果をお知らせするまで2-4週間かかります。心配でお越しになる方には、必要な検査をきちんと受けていただき、問題のないものであればいち早くご安心頂くように、良性と考えられるものであれば次回のフォローアップの予定を検討できるように、悪性が疑われるものであればできるだけ早く診断・治療につながるように診療を進めたいと思っております。

診察しやすい時期について

まだ閉経されていない方の場合、生理前には乳房が張って乳腺内部の構造が見えにくくなったり、検査の時に痛みを強く感じたりすることがあります。お急ぎでなければ出来るだけ生理が始まった後にお越しいただくほうがより正しい診断につながります。

 

診療内容 乳がんに負けない、元通りのご自身が取り戻せるお手伝いを!

乳がんは早期に発見すれば治る率の高いがんです。『がん』という病名に負けず、元通りのご自身が取り戻せるようお手伝いを致します。治療の基本は、日本乳癌学会の乳癌診療ガイドラインまたはザンクトガレンやNCCNといった世界規模のガイドラインやエビデンスです。さらに乳腺外科、腫瘍内科、病理診断科によるカンファレンスにより、患者様の乳がんがどんなタイプの乳がんでどんな治療が最適かを検討しています。これらをもとにお一人お一人のご事情、ご希望に合った治療をご一緒に考えていきます。率直にご自身のご希望、ご事情、お気持ちの状態などお伝え下さい。冷静に乳がんと向かい合い、後悔の少ないご決断が出来るように話しあっていきましょう。

 

 

手術療法 手術は注文建築です!

今なお、乳がん治療の中心は手術です。ですが、乳房をできるだけ元通りに近づける様々な工夫も進んできています。当院でもまず乳がんの性質、拡がり具合から、どれぐらいの乳房を切除する必要があるかを見極めて、お勧めの手術方法を提案します。その上でどうすれば元通りに近づけることができるかを考えていきましょう。

手術の方法を決めるのは乳房の形だけではありません。放射線療法をどうするか、入院期間をどうするか、治療の段取りをどうするか、お一人お一人のご事情に併せてベターな選択ができるようお手伝いいたします。

4月からは形成外科医師(非常勤)の協力を得て,人工物による一次再建が可能となるよう乳がん手術と同時にエキスパンダー(シリコンインプラントを入れるための生理食塩水のはいった袋)を入れる手術も可能となり,手術の守備範囲も大きく広がりました。

手術内容

手術には乳房温存療法(乳房温存手術と残った乳房への放射線照射)と乳房切除術があります。病理診断科の協力で手術中の「術中迅速診断」を必要なすべての症例で行い、がんの取り残しなく、切除範囲をできるだけ小さくした温存療法を実現しています。

当院の温存療法での工夫として、遊離真皮脂肪弁と広背筋皮弁を用いた乳房形成(再建)の方法があります。乳房を部分的に切除した際に、全体の1/4までならお腹の脂肪で形を整える方法(遊離真皮脂肪弁充填といいます。)をご提案しています。

範囲が1/4から2/3と広ければ背中の筋肉と脂肪を使って乳房を再建すること(広背筋皮弁による一期的乳房再建といいます。)を選択肢としてお話しします。

2/3以上の切除が必要な場合は、乳房再建をするには人工物(シリコンインプラント)を用いた再建や血管吻合が必要なお腹の脂肪を用いた再建が必要になりますので、適切な施設(京都府立医科大学、京都大学、大阪大学、大阪府立成人病センター)の形成外科・乳腺外科にご紹介いたします。

また腋窩リンパ節転移診断は蛍光色素法を用いたセンチネルリンパ節生検を行って、術中の迅速病理検査を行い、腕の腫れや痛みを少なくするように不要な腋窩郭清は省略しています。

当院での乳がんの手術は、安全に行うために、入院のうえ最低1泊2日の全身麻酔で行っています。良性腫瘍については、局所麻酔での日帰り手術も行っています。

 

薬物療法

術後は再発を予防するためにほとんどの場合、薬による治療が欠かせません。
病理診断科:手術の乳がん組織から乳がんの拡がり、転移の状況、性質(ホルモン受容体、HER2蛋白、増殖能など)を調べます。
腫瘍内科:その乳がんに対してどんなお薬が再発予防に適切か(ホルモン剤、抗がん剤、分子標的薬)を検討します。抗がん剤や分子標的薬が必要な場合には化学療法科と一緒に治療にあたります。

また乳がんと診断された場合、治療のスタートは手術が多いのですが、しこりのタイプやがんの拡がり具合、転移の状況によっては術前化学療法をお勧めします。

ホルモン剤を用いた治療は、抗がん剤のような副作用はありませんが、コレステロールや中性脂肪、骨粗しょう症、婦人科検診にまで眼を光らせて治療にあたります。

 

放射線療法

温存手術の術後には放射線治療が欠かせませんし、骨、局所への転移・再発の場合には放射線治療が必要なことも多いのが乳がんです。ほとんどの場合、通院治療となっており、当院では放射線治療については、主として京都市立病院放射線治療科(ご希望があればお住まいのお近くの放射線治療科)にご紹介し治療をお願いしております。また通院手段でお困りの方,お仕事があり時間の都合がつきにくい方には無料送迎のある宇治徳洲会病院へも御紹介しております。現在2ヶ月に1回、宇治徳洲会病院放射線治療科 立入先生にお越し頂きご紹介した患者様についてカンファレンスを行っています。

 

その他 幅広い守備範囲で乳がん診療に当たります。

術後の下着について

当院では行った手術に合わせて術後の下着のアドバイスも行っています。外来や病棟でカタログをみてご注文頂くこともできます。

下着カウンセリング外来がスタートしました!

この間年1回のペースでブレストカウンセラーの岡いずみ先生(カノンコード代表)をお招きして乳がん術後の下着について講演会を開きました。岡先生のご紹介で術後の乳房に優しい下着や再建術後用のオーダーメイド下着までご相談を承っております。乳がん術後の女性が社会復帰されるにあたって下着は重要なアイテムです。

おしゃれに、前向きに術後の生活を過ごしていただくためにもぜひ一度ご相談下さい。

お客様の悩みや美しくなりたい気持に丁寧に向き合う

カノン・コード

初めましてブレスト・カウンセラーの岡いずみです。
2008年より延べ1000人の乳がん患者様と向き合ってきました。
乳房の形が変わったり創部に当たって痛みがあるのは私だけという不安を伴う患者様に術後のケアを行っております。
お店に行って病気のことを話すのが億劫な方、ネットやカタログを見ても何を買えば良いのかわからない、サイズがわからないなどの悩みはありませんか?

そう言った方へ適切な下着のアドバイスやサイズをお測り致します。
下着のアドバイスなので購入しなければいけないという事ではありません。
安心してご相談下さいませ。
お会いできます事楽しみにしております。

カノン・コードホームページ


『下着カウンセリング外来』

次回は2017年6月16日(金)午後の予定です。
当院で手術を受けられた患者様(もしくはこれから受けられる方)対象です。あしからずご了承ください。

 

遺伝性乳がんについて

最近話題となっている遺伝性乳がんについては、以前からセミナーや学会に参加して研鑽しております。当院でも倫理委員会の議論を経て、乳がん患者様に限り遺伝子検査を行うことができるようになりました。
乳がん患者様で遺伝性乳がんの可能性が高い方には、乳がんの治療の選択肢を考えるために必要な検査となってきております。また遺伝性乳がんのご心配があって検査のご希望のある方には充分メリット・デメリットをお話した上でご了解頂ければ受けていただけます。
ファルコバイオシステムズ 遺伝性乳がん卵巣がん症候群(HBOC) 紹介ページ

 

セカンドオピニオンについて

セカンドオピニオンや再発・転移症例のご紹介もできる限りお受けしております。遠慮なくご相談ください。
その際は必ずご予約をおとり頂き、資料のご準備をお願いいたします。ご予約時間については名嘉山から直接ご連絡させていただきます。充分な時間を取ってざっくばらんにお話しできる時間をご用意いたします。

 

実績(2015年度)

乳房全摘 31例 (うち3例に再建を行いました。)
乳房温存術 47例 (うち24例に遊離真皮脂肪弁などの乳房形成を行いました。)

ほぼ全例に蛍光法によるセンチネルリンパ節生検を行っています。

 

検診 乳房の症状はないけど一度チェックしようかな?という方にお勧めします。

視触診と乳腺エコー/マンモグラフィを組み合わせて診察いたします。

40歳までの方

40歳以上の方:下記の2つの方法があります。

いずれの場合もセルフチェックの方法と今後の受診のお勧めについてお話します。とくに乳腺がよく発達しておられてマンモグラフィでは白く映ってしこりがわかりにくい方(dense breast: 高濃度の乳房といいます。)には乳腺エコーでのチェックも定期的に受けていただくようお話します。

ひとくちメモ

当院関連の太子道診療所では女性医師による乳がん検診を火曜日午後と金曜日午前に行っております。当科の外来と同じく、ご自身で希望される任意の検診(乳腺エコーも選べること、マンモグラフィも年齢にかかわらず2方向の撮影も可能です。結果のお知らせは後日になります。)と京都市市民検診(マンモグラフィ(40歳代のみ2方向)と視触診で診察します。結果は2-4週間後に京都市から通知されます。)が選べます。
太子道診療所 健診のご案内

 

医師紹介

氏名

名嘉山 一郎

役職 乳腺外科科長
学歴 京都大学 平成2年卒 専門 乳腺外科
学会
資格
所属学会 資格
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本乳癌検診学会  
日本乳腺甲状腺超音波学会  
日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師登録
家族性腫瘍学会  
日本HBOCコンソーシアム  
日本緩和医療学会  
日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 認定医
日本癌治療学会  
日本臨床外科学会  
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
  ピンクリボンアドバイザー(中級)
  検診マンモグラフィ読影資格(AS)
氏名

藤田 琢史

役職 外科医長
学歴 京都大学 昭和58年卒 専門 乳腺外科
学会
資格
所属学会 資格
日本乳癌学会  
日本外科学会  
日本胸部外科学会  
日本ME学会  

マンモグラフィ検診施設画像認定(DIGITAL)

日本乳癌学会認定医・専門医制度関連施設

 

医師からヒトコト

1 気軽にかかれる、まちの乳腺外科

当科は地域の皆様に支えられ開設以来25年余にわたり乳腺分野の診療にあたってきました。今日では産婦人科・乳腺外科外来棟の3階と少しわかりにくいところで熱い診療に励んでいます。木曜日以外は予約なしでの診療もお受けしています。不意にしこりに気がついた時、この日だけ都合がついて休みがとれた時、生理が終わったので診察のチャンスが来た!という時など、急なご心配やタイミングが良い時などは遠慮なくお越しください。

できれば事前にご予約を頂くほうがありがたいです(診療体制)。それぞれの患者様のご心配事を予習して臨むよう努めておりますので、より適切な診療内容とさらに充分な情報を提供させて頂けるのではないかと思います。

 

2 乳腺専門クリニックと総合病院のよさを活かして

当科は産婦人科・乳腺外科外来棟という女性専用の診療スペースで外来診療を行っています。病院とは道を斜めに隔てた女性専門のクリニックのような感じです。

総合病院の一部門ですので、各科医師と連携して乳腺診療にまつわる色々な問題に対応できるよう協力して診療にあたっています。たとえば乳がん診療のときは、病理診断科にどんなタイプの乳がんが、どれぐらい広がっていて、どんなお薬が治療に合うのかを診断してもらいます。さらに抗がん剤が必要かどうか、必要ならどんなお薬が無理なく治療できるかを腫瘍内科と相談します。こうして患者様お一人お一人にあったオーダーメイドの治療を作っていきます。

 

 

☆ 常に研鑽をし、新たな取り組みを

少しでも多くの患者様のお役に立てるよう、また井の中の蛙にならないよう、幅広くご指導を仰ぎつつ実際の患者様の治療にいかしています。現在、京都大学乳腺外科学教室のご指導のもと乳癌学会関連施設として研鑽しております。手術手技では大阪府立成人病センター乳腺・内分泌外科の先生方から、形成外科分野では京都府立医科大学乳腺外科・形成外科の先生方から多くを学んでおります。

 

☆ 女性がメインのスタッフです。

外来棟内はスタッフも医師以外は全員女性ですので気兼ねなく診察を受けていただけるよう務めています。もちろん乳腺エコー、マンモグラフィはトレーニングを積んだ女性技師達が担当します。入院も産婦人科と合同の女性専用病棟です。入院中に婦人科検診を受けて頂くことも可能です。

 

☆ 『たいしみち』バックナンバー内容の御紹介

 

☆ あなたも「すずらんの会」へ参加しませんか?

25年を越えてさらに意気盛んな患者会です。

など、いろいろな形で乳がんに負けない術後生活の強い味方になってくれます。

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京都民医連中央病院

〒604-8453 京都市中京区西ノ京春日町 16-1
電話:075-822-2777 ファクス:075-822-2575