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眼科

科の紹介

医師紹介

氏名 張 佑子 役職  
学歴 関西医科大学 平成18年卒 専門  
学会
資格
所属学会 資格
日本眼科学会 専門医
日本眼科手術学会
日本角膜学会
日本緑内障学会
JSCRS学会
氏名 山脇 敬博 役職  
学歴 京都府立医科大学 平成19年卒 専門  
学会
資格
所属学会 資格
日本眼科学会  
日本眼科手術学会

 

概要・治療方針

当院では、一般的な眼科疾患(結膜炎などの前眼部疾患、白内障、緑内障、眼底疾患、眼瞼疾患、涙道疾患など)の診療を行っています。また、他科との連携のもと、全身疾患によって生じる眼疾患(糖尿病網膜症など)についても、積極的に診療しています。

外来診療は京都民医連太子道診療所で月、水、木、土曜日の午前中に行っています。

 

白内障手術

当院で行っている手術は、主に白内障手術です。白内障手術の件数は、週に6 ~ 7件、年間にすると約300件ほどです。白内障は長い年月をかけて徐々にしか進行しないため、自分で気づいていない患者様も多いですが、白内障手術をすると大幅に視力が改善し、今までの白内障のつよさに初めて気づくということもあります。数十年前の白内障手術は侵襲が大きく、時間もかかり、入院も1週間程度必要だったのですが、近年の手術は、技術や手術機械の向上により、侵襲が少なく、ほとんど痛みを感じることのない15分程度の手術となっています。手術後は、翌日から視力が回復し、「見えるようになった」と実感できます。術後の診察では、「かすみがとれてはっきり見える」「白い壁が真っ白に見える」、「色が鮮明に見える」という嬉しい言葉や、中には、「若返った」「気力がでてきた」などと言ってくださる患者様もおられます。見え方以上に、「手術が痛くなかった」という感想も多く、これまで手術が怖くて躊躇していた方に白内障手術をすると、「こんなに楽にできるなら、はやくやっとけばよかった」と口をそろえて言っていただきます。白内障手術は、眼科の手術の中でも満足度が非常に高い手術のうちのひとつといえます。

当院での白内障手術は、片眼につき1泊2日の入院で行っています。日帰りの手術をされる医院も多いと思いますが、術後に眼帯をして片眼になると、立体感や距離感がなくなり、自宅で転んだり、眼をうったりすることがありますので、安全のため、当院では入院していただいた上で手術を行います。

白内障手術は、出血量はごく少量ですので、抗凝固剤を内服している方でも、内服薬を続行したまま手術を迎えることができます。小切開のため、切開創の離開がおこりにくく、術後乱視も少なくなっています。白内障手術では、水晶体の濁りをとり、眼内レンズを挿入するのですが、小切開創からの眼内レンズ挿入の方法として、眼内レンズを丸めてインジェクターといわれる筒状のものに充填し、創や眼表面に触れることなく眼内レンズを眼内に挿入するという方法を採用していますが、これにより感染症のリスクもぐんと減り、より安全な手術となっています。

眼内レンズは、コンタクトレンズと同じようなもので、レンズの度数を調整することにより、遠視や近視を矯正することもできます。手術前に遠視がある方や、近視が強い方では、白内障手術をすると、裸眼で見える距離の幅が大きくなり、1日のうちで眼鏡をかける時間が大幅に減ります。遠視や近視が強い方での白内障手術は、QOV(Quality of vision)を大きく上げる、よりメリットの大きな手術といえます。

 

トーリック(乱視用)眼内レンズ

近年の白内障手術のトピックスとしては、トーリック(乱視用)眼内レンズがあります。これはここ2 ~ 3年で開発されてきているのですが、術後乱視を少なくするために非常に有用です。従来の白内障手術では、単に濁った水晶体の中身を削って吸引し、単焦点の眼内レンズを挿入するというもので、乱視はそのまま残るため、術前の角膜乱視が強い方では、手術後も常に乱視矯正の眼鏡をかけなければ見えにくいという方が大半でした。しかし、この乱視用眼内レンズは、ちょうど、乱視度数が入った眼鏡や、トーリック(乱視用)ハードコンタクトレンズ、トーリック(乱視用)ソフトコンタクトレンズのように、レンズに乱視度数を付加することによって、術後の乱視度数を少なくすることができます。当院でも、手術前に角膜乱視が強いことがわかっている患者様には術後の乱視を極力少なくするために、トーリック眼内レンズを入れています。手術前に眼にマーキングをする必要がある、乱視軸の調整のために手術時間が1 ~ 2分延長するということはありますが、術後の裸眼視力が従来の手術よりも改善することは明らかであり、今後はさらに普及していくものと考えています。

当院では、外来患者様の増加に伴って、白内障手術の申し込みをされる患者様も増え、現在は、新しく白内障手術を申し込む方の手術は1 ~ 2 ヶ月待ちになっています。手術までの期間が多少長くはなっていますが、従来に比べて手術侵襲が少なく、QOVの大きな改善が見込まれることを考えると、非常に優れた手術ですので、はやめの受診をおすすめしています。

 

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京都民医連中央病院

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